下北沢のリトルサイゴン
下北沢では最近ベトナム系料理屋が徐々に増えている。最も記憶に新しいのは、「ミカン下北沢」に入っている「チョップスティックス下北沢店」。ニワトリがトレードマークの総合ベトナム料理屋だ。それ以外にも、「cafe viet arco」が鎌倉通り沿いにある。そして、今回紹介する「バインミーバーバー」との距離は数十メートルと、下北沢鎌倉通り周辺はもはやリトルサイゴンと言っても過言ではない。
基本的にバインミー屋なのだが、フォーもある。またバインミー屋ということで、甘いバインミーも多数取り揃えているのがミソだ。また、ベトナムビールなどの飲料もかなり種類があり、フラッと立ち寄って軽く飲んだりするのには持ってこい。
今回はテイクアウトなので、外にあるチェアで時間を潰す。待っている間は温かいお茶を提供されるので、寒い冬は非常にありがたい。この周辺、最近道路工事が完了し道が新しくなったばかり。
■店舗情報
もちろん、店内で食べることも可能。フォーなどは熱々で食べたいので、店内で食べたほうが良いだろう。
店名:バインミーバーバー下北沢店 住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目27−8 営業時間:10時00分~20時00分 公式HP:https://banhmibaba.com/ メニュー例:バインミーバーバー780円、バインミーガー700円他多数 喫煙:不可
「バインミーティットグォイ」800円+パクチー大盛り100円
バインミーバーバー、店内でも食べれるが狭いし冬は寒いので、基本的にテイクアウトがオススメ。
バインミー本体は紙袋に入れられ、ビニール袋におしぼりとセットで手渡される。
紙袋にはバーバー君(仮称)のスタンプが押されており、かわいい。
今回は奮発して100円トッピングでパクチー大盛りを追加してみた。最初からそこそこの量のパクチーが入っているはずなのだが、それがどの程度まで大盛りになっているのか見ものである。
バインミーは紙袋にバーバー君(仮称)ステッカーで丁寧に梱包されている。下北沢にかつて存在したブリトー屋「NU BURRITOS」もブリトー包み紙にオリジナルステッカーを貼っていたが、ステッカーが貼ってあるとかなりテンションが上がるものだ。
ステッカーは頑張れば綺麗に剥がせるので、そのままテレビなどに貼ることが出来る。
そしてこれがバインミーティットグォイ+パクチー大盛りだ。
通常のバインミーより明らかに分厚くなっており、パクチーの増加量が著しいことが一目でわかる。
ティットグォイは唐辛子、サラミハム、ランチョンミート、チキンフレーク、なます、レバーパテなどが入っている。注文時に「唐辛子入れますか?」と聞かれるので、抜くことも可能。バインミーでも特に肉肉しいタイプとなる。
これでもかとぶち込まれたパクチーは壮観で、食えど食えどはみ出てくるパクチーが、パクチー好きにはたまらないだろう。
肉パテも味が丁度良く濃いのでパクチーとよく合う。
だいこんとにんじんの「なます」は大きく、味もバッチリ。ポキポキと食感がたまらない。
800円という価格だが、ボリューム的にはそこそこ多い方なので満足できると思われる。味はシッカリバインミーなので、安すぎず高すぎずなちょうど良いコスパ感だ。
総評
おすすめ度:★★★★☆
下北沢にある「パンに肉と野菜を挟んで食べる料理」の中では最もパクチー度が高い経験となった。パクチー大盛りを完全に舐めており、食後数時間は口の中がパクチーになる。つまり最高という訳だ。
場所も申し分なく、死ぬほど混むという事もほとんどないので、とにかくパクチーを摂取したい時はここに来るのが一番だろう。また、甘いバインミーもかなりクセがありそうなのでビール関連と合わせて、改めて下北沢注目店舗としてレポを行いたい。
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