安定感ある世田谷二郎の雄
京王井の頭線新代田駅から徒歩1分の場所にある二郎は、世田谷エリアでも特に行列が激しいラーメン屋だ。近隣二郎としては新宿歌舞伎町や目黒、荻窪仙川上野毛と程よく離れている為、ほぼ下北沢の二郎と言って過言では無いだろう。下北沢西口からは徒歩10分といったところか。
この二郎はXで情報発信を毎日行っているので確認してから並ぶのが好ましい。また、平日2時前または雨の日などは列が減る傾向にある。並びが消滅するとXで発信されるので急行しよう。土日は30分以上並びが普通、また環七沿いなのでうるさく辛い。
店主はアピアランス的には割と緊張感あるが、非常に優しい。立ち位置ルールなどかなり分かりづらい作法があるが、指示に従えば問題ない。ただし、イヤホンしながらの入店は絶対に避けた方が良い。
持ち帰り二郎
豚が1本1000円、麺は1人前500円で提供される。今回は麺3人分発注。
注文としては、列に並ばずそのまま店の入口に入り、持ち帰りであることを告げる。量を伝えると、「ニンニクいれますか？」が入るので脂やカラメコールをマシたい場合は伝えよう。
ラーメンの場合、スープを入れる鍋が必要になる。安定感があるものが良いだろう。量は正直多くない。
その他、野菜などは一切無いので時前で用意しよう。
極太縮れ麺1kg以上の威容。茹でる前でこの麺の太さ、流石である。
到底ラーメンの麺とは思えない雰囲気。シンプルにポリ袋に入っているだけだ。
豚は通常豚1本がポリ袋に入って渡される。少なくとも500g以上はあるように感じる。
豚単体でももちろん購入できるので、おかず用として買っても良いかもしれない。
もやしだけ後から投入したが、スープは基本このようにキャベツやニンニク、脂辺が入ったものが渡されるので最低限の追加調理で二郎を完成させる事が出来る。豚も加熱するだでけ即食べる事が可能な状態だ。新代田二郎の特徴である「甘みのあるアブラ」もシッカリ封入されており、スープ化させて食べるととにかく旨し。ちなみに、一晩放置すると尋常でない油分が分離してラード化している様を観察する事ができ、改めてその量に恐怖する。
店内で食べると偶に硬パサに当たることもあるが、1本だと加熱調理でどうとでもなるので、ご覧のようにパテかな？というレベルでホロホロ柔らか二郎豚を生成することも可能。これが堪らなく旨い。
■店舗情報
店名：ラーメン二郎 環七新新代田店 住所：〒155-0033 東京都世田谷区代田５丁目２９−５ 櫻井ビル 営業時間：日曜日、11時00分～15時00分 公式HP：https://twitter.com/26shinshindaita メニュー例：小ラーメン900円、小豚ラーメン1050円 喫煙：無
総評
おすすめ度：★★★★★
地域唯一の正統二郎であり、味も安定している。非乳化系代表格で極ワシボキ麺が特徴。地域にはラーメン玄や千里眼といった店があるが、この二郎は比較的そういった店に客が流れるからなのか並びが少なく入りやすい。Xでの情報発信も確度が高く、何かと便利な二郎だ。今後もホーム二郎として通い続けたい。
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