自由が丘で大陸感じたければココ
自由が丘駅ロータリーからほど近い「しらかば通り」。しらかば要素は皆無だが、細かく飲食店が乱立しているエリアにある華人系中華が「梅山飯店」だ。路面店なので入りやすく、見逃すことはほぼない。
1階と2階があるが、特に混んでないければ1階の席を指示される。勝手に2階に上がらない方が良いだろう。席につくと速攻でスーパードライに入ったジャスミン茶?が提供される。この時点でかなり高感度は高い。店員は全員大陸系のようだ。店内では中華系ポップスが流れている。
「おすすめランチ」は950~1000円とまずまずの価格。自由が丘ではド平均と言ったところだろう。ただ、ライス、スープ、サラダ、デザートに加え「点心」がついてこの価格だ。「麦府」だと、点心がつくとやや価格が上がる。
ただし、メニューには他にも刀削麺であったり五目麺や台湾ラーメンなどかなりのバリエーションが存在。
「チャーハンとラーメン」と「チャーハンと餃子」が同価格なのがやや気になるが、上位系のランチメニューも多数ある。
当然、口頭でのオーダーも可能だが、スマホオーダーに対応。夜の居酒屋営業時はこちらを使った方が良さそうだ。
いきなり出てくる茶。パット見ジャスミンハイにしか見えないが、少し美味しい中国茶となっている。
■店舗情報
店名:梅山飯店
住所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2丁目11−15
営業時間:11時00分~14時40分、17時00分~22時45分
公式HP:無
メニュー例:おすすめランチ950円〜
喫煙:無
油淋鶏定食:1000円
今回初見ということで、まずは油淋鶏定食1000円を注文。まず最初にしそドレッシングが掛かっている細切れレタスときゅうりのサラダが出てくる。かなり小さく感じるが、心配は無用だ。なお箸は縦でセットされる。
カウンター席はアクリル板で仕切られているのだが、それにギリギリ収まるレベルでランチ一式が届く。いきなりの展開でやや焦るが、これが梅山飯店のランチセットなのである。
メインの油淋鶏はかなりフライドチキン感が強く、水気がかなり少ない。カリカリとさえ言っていいだろう。想像と違う油淋鶏だが、これはこれで美味い。サラダもかなり多く添えられている。
そして今回の点心は揚げ春巻き。カリカリで熱々、理想的な揚げ具合である。
白米はやや固めだが、2時過ぎ入店なのでランチ開店時であればもう少し柔らかいだろう。華人系中華は米も大陸風なのでしょうがない。
スープはこれでもかというくらいのコーン卵スープ。やや甘い。
デザートは上品な感じの杏仁豆腐。普通に美味い。
というわけで、非常にボリューム感あるランチが特徴的なのが梅山飯店だ。メインはおそらく品によってかなりテイストが異なると思われるが、油淋鶏が普通の油淋鶏ではなかったので他のメニューも普通の中華とは異なる可能性がある。
これで1000円。価格だけで考えると、自由が丘では最もコスパが良い可能性が高い。
総評
おすすめ度:★★★★☆
自由が丘で中華ランチを検討する際、量で考えると豆点が筆頭だったのだが、今回圧倒的な大陸中華の物量を見せつけられた。味も決して悪くなく、店内も普通だったので今後のランチ候補としては十分にあり得る。むしろ大陸度がかなり強く、店内BGMは中華ソング、キッチン奥からはタバコの匂いとかなり中華ライブ感あるお店と言える。刀削麺を始め麺系にかなり力を入れている様なので、次回は麺についてのレポを実施したい。
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