東京バイカーのエアーポケット・道の駅こすげ
秋深くなる頃、東京発でのバイクツーリングに向かう際は、やや選択肢が少なくなる。
標高が少しでも高くなると寒く、また日陰の凍結が何よりも怖い。日が暮れるのも早くなるので、できるだけ近場で済まそうとする。というのは皆考える事は同じで、大体道志村や伊豆方面が混む。
そんな時、大体筆者は小菅に向かう。八王子ICから1h以内程度でいつ行ってもそこそこ空いており、強力な温泉を備えているからだ。
道の駅の駐車場も広く、快適であることも大きい。道志の駐車場は何かと気を遣うので、このくらいが丁度よいのである。
小菅の湯で暖を取る
ふと思い立っての出発だったので、道の駅こすげ到着がどうしても2時過ぎになってしまう。
丁度暖かみも折り返しに入り、やや体も冷えてくる瞬間だ。腹も空いていた事もあり、午後着パターンではまず最初に小菅の湯に飛び込む。
秋平日という事もあり、かなり空いている小菅の湯。いつもと変わらぬ落ち着いた雰囲気だ。大人1人800円。
湯に入ると、サウナで体を温めて外に出てみても流石に寒く感じる。ここの壺湯はすぐに空くから便利だ。
小菅の湯には休憩室がたくさんある。
その中の一「待合処・けやき」にはベランダがついており、外は喫煙コーナーとなっている。静かな空間で一服することが可能。椅子あり。なお食堂脇にも屋内喫煙室がある。
小菅と言えば「ヤマメ」
風呂上がり、早速食堂「ひのき」に向かう。
ここの食堂は空間が広い割には、客が館内のいたる場所に分散している為空席率が高く落ち着いて食事できるのがポイント。
そこまで柔らかすぎず、かといって固くなく。甘すぎない素朴な味わいを楽しめる川魚丼。
頭もしっかり食べられる。
営業時間:11:00~16:00L.O. 公式サイト:http://kosugenoyu.jp/syokuji/ メニュー例:多摩源流御膳1850円、カツカレー1200円、他多数
道の駅併設のカフェもおすすめ
ちなみに、道の駅に併設されているカフェレストラン「源流レストラン」ではピザやパスタなどイタリアンを提供している。
今回は「小菅産ヤマメのアンチョビピザ ヒラタケのクリーム」(1400円)を選択。一人で食べると完全に満腹になる量。
地元の野菜を使ったピザやパスタなどは素朴な味ながら非常に美味。ぜひご賞味あれ。もちろん、ソフトクリームもある。
フード系は平日11:00~14:30なので、時間に要注意。
営業時間:11:00~15:00 公式サイト:http://kosuge-eki.jp/restaurant/ メニュー例:マルゲリータ1400円、ペペロンチーノ1300円、ヤマメフリット850円 他
また小菅の湯付近にはヤギがいる。
近くによって軽く触れ合うことも可能なので、ツーリングついでに動物と触れ合いたい方はぜひヤギと戯れてはいかがだろうか。
周辺スポット
総評
ツーリングおすすめ度:★★★★☆
2023年時点で個人的に最も得点が高かったのが、この道の駅こすげ。
小菅の湯に依る部分が大きいが、道中の適度な道、人の少なさ、アクセスの良さ、静寂感など全体的なバランスが丁度よかった点が評価につながったと感じる。
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