小型軽量空力的洗練の名機
A-4FスカイホークⅡはアメリカ海軍で使用された空母艦載攻撃機で、ブルーエンジェルなどでも使用された小型の航空機。小型故に主翼の折り畳み機構がなく、そのままの状態でエレベーターなどに搭載できた。またその結果、機体が頑丈・軽量となり練習機やアクロバットに使用されたという訳である。
ブルーエンジェルスで1973年から1986年まで使用された。その後のブルーエンジェルス機は、F/A-18ホーネットへと移っている。
基本情報
用途:艦上戦闘機 開発メーカー:ダグラス・エアクラフト 初飛行:1954年 生産数:2960機 全長:12.22 m 翼幅:8.38 m 全高:4.57 m 空虚重量:4,750kg 展示場所:シアトル・Museum of Fligh https://www.museumofflight.org/ 展示機体備考:博物館による詳細 https://www.museumofflight.org/exhibits-and-events/aircraft/douglas-4f-skyhawk-ii
隣のグラマンF9クーガーと比べてもかなり小さいことが分かる。
スカイホークはベトナム戦争から始まり、世界中に輸出されていたことからかなりの実践を経験した機体となっている。
この博物館では2階通路からも良く観察出来るため、機体上部の細かい部分も観察することが出来る。
ブルーエンジェルス仕様ではガンポッドなど兵装関連がオミットされている。
ミュージアムオブフライトの機体は保存状態も良く、ピカピカに磨き上げられている。
艦載機なので頑丈そうな脚部が印象的だ。
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