2025年Vストローム250北海道ツーリング 2日目

グルメ

9/2 Day2

大した揺れもなかったのだろう。快眠で5時頃に起床する。朝方岩手沖では若干雨が降っていた。

常に陸が見える航路なので、かなり安心感がある。陸地が見えるエリアに行けば、大抵携帯電波を拾えるのも利点だ。

なんとなく船内をふらふらする。甲板にひとの影はあまりなく、昨晩の混雑ぶりが嘘のようだ。無論、ドッグランを使っている犬も居なかった。船内では犬は専用カートに入れて移動が必須のようだが、それでも犬の姿を見ることはなかった。

マッサージマシンも多数あるが、これを利用している人を見る事もほとんどなかった。甲板に出る動線にあるので、通行客からもろに見られるので落ち着かなさそうである。

この日の大浴場はそこそこな込み具合。サウナがあるのは良いが、水風呂と露天風呂が無いのがやはり惜しい。その点は東京九州フェリーは本当に快適性が高い。

ドクターペッパー150円の自販機。

北海道1日目は午後着で意外と時間に余裕がないので多めに朝食を取るため、バイキングを利用。客室も相当混んでいたはずだが、開店同時入店だとそこまで混雑にも当たらずバイキングを周回できる。1400円でまあまあのバラエティと味を楽しめるので、さんふらわあの朝食バイキングはコスパが良いと感じる。かなり詰め込んだのでそのまま再び横になる。

あっという間に時が経ち、定刻通り13時に苫小牧に入港する。全体的にやや小雨状態だ。そこまでの勢いはないので、移動しているうちに晴れそうな雰囲気ではある。

2025年9月2日(火)のさんふらわあでのバイク込み具合はほぼ満車状態であった。接岸したので、バイクまで移動し準備を進める。この時間が一番蒸し暑い。雨が降っているため、雨具を装備するか悩むが船倉があまりにも暑いので脱ぐ。

道中の映像については、悩んだ結果SmallRigのクランプにGoPro9を固定して運用することとした。スクリーン裏の追加ステーへの荷重がやや気になったが、特に問題なさそうなので特に調整もなく設置した。

横から見た図。クランプとステーの相性ばばっちりで、サイズ感的にも申し分ない。ボールジョイント部分の強度だけ不安だったが、少なくともビクともしない状態だったのでこれで良しとする。

14:30 苫小牧上陸

そうこうしているうちに14時は下船開始となり、一旦上陸した後でガソリンスタンドで給油。

レギュラー158円という驚愕の価格。さすが北海道である。とはいえ苫小牧港付近にはホクレンが無いので、ここは是非港眼の前に設置してほしいところである。

234号線をやや進み、まずはということでセコマにピットイン。ナポリンを買って一息入れつつ今後のルートについて検討する。

この日のスケジュールとしては、夕張方面を目指し前日までの端島観光で感化された炭鉱ツーリズムを実施、ついでにメロンを食べ翌日以降の道北へ備えるというものだった。

というわけで、まずは夕張を目指して234号線を北上。追分付近で右折し、その後国道274号線に乗る。

15:30 夕張                                                                                     

夕張川沿いに274号線を走っていると、尋常じゃなくインパクトの強い熊が見えたので、途中停車。「夕張市農協銘産センター」とのことで、シーズン中はメロンの販売や土産販売などを行っているとの事だった。

口の裏まで再現度が素晴らしい。

夕張メロンドーム

その後、本日の第一目的地の夕張メロンドームに到着。なんとなく予想していたが、今シーズンの営業は終了していた。

悲しみ。

夕張メロンソフトが食べたく、閑散とした夕張の街を探索するもどこもシーズン終了で全滅。

しょうがないのでセコマのメロンパンを購入。メロンソフトも売っており、普通にうまい。

16:15 大煙突(旧北炭化成工業所)

夕張の第二の目的地「夕張市石炭博物館」への道中、巨大煙突があるとのことで見に行く。

ここで初めて野生生物に遭遇。鹿の家族が原っぱで食事をしていた。煙突自体、明らかに超巨大でスケール感がおかしいのだが、周辺が静かすぎて少し恐怖を感じる。

「お化け煙突」の周辺にはかなりの数の鹿がいて常時こちらを見張っているので、怖いといえばかなり怖い。

16:45 夕張市石炭博物館

夕張市の市役所を過ぎたあたりの良い立地に炭鉱博物館を発見。しかしまさかの定休日。マップで確認したはずだが、往々にしてこのような事態は発生するもの。時間も時間だったので、次の機会に取っておくとして周辺を軽く散策。とにかくひとっこひとり出くわさないゴーストタウンのような印象が強い夕張だ。

石炭の大露頭、だけ遠目に見れたが他に見るものがないのでそそくさと退散。夕食を求め南下を決意する。

17:00 マイショップおおた

流石に土産とメロンが欲しくなったので、帰路発見した「マイショップおおた」にて買い物。親切なお店の人が色々紹介してくれ、カットメロンを購入することにした。

カットメロンは注文を受けてからカットしてもらえる。非常に水々しい。また、普通メロンも一玉千円台から販売しており価格的には非常に良心的と感じた。

18:00 岩見沢 回転寿司とっぴ~

北海道についたらまずは寿司と決めていたので、ホテル方面で回転すしを探し一旦岩見沢まで行くことにする。道中雨に振られながら、とにかく暗くなる前に岩見沢まで到達したい一心で進む。

岩見沢イオンの中に入っている回転寿司「とっぴ~」に18時過ぎに入店。平日ということもあり店内はガラガラ。地のもの中心に一気に10皿ほど平らげる。この瞬間が本日のクライマックスだった。

うに、ほたて、サーモンとそれぞれ選択肢がいくつかあるのがさすが北海道。全て圧巻のうまさ。旅先の回転すしでの感動は富山のキトキト寿司以来か。前々日、長崎のローカル最強回転すし「若竹丸」を逃がしていただけに大満足。

19:00 シャトレーゼカントリークラブ栗山

とっぴ~を後にした後、外は完全に暗くなっており若干不安になりながらホテルまで南下する。といっても、予想よりはるかに走りやすい平地を下り最後ホテル手前で若干山に入っただけなので走行に特に問題はなかった。バイク+雨+夜間in北海道はどれだけ注意してもしたりないことはない。

というわけでホテルについて超安心しつつ、なんとバイクを入り口内の乾燥室?に駐車させてもらえた。シャトレーゼリゾートは以前長野で利用したが、ここも非常にホスピタリティ高くありがたい。

他の客は全く見えず、雨や平日のゴルフ系ホテルは穴場かもと思った次第。

部屋に入るとかなり広く、1泊9000円とは思えないクオリティだった。

建物自体はバブル期の古臭さはあるものの、全体的にきれいでゴージャス感は健在。北海道の山中・夏ではあるが室内に虫も多くなく快適。人が全く居ないのも最高だ。

大浴場に関しては、温泉ではないもののそんなの全く気にならなないほど大きく、快適。露天風呂も静かで野趣溢れる感じがGOOD。サウナも広々しており、セルフロウリュが可能な点も考慮するとそこら辺の温泉よりも遥かに合計点が高い入浴施設だった。脱衣所も広大。もちろん他人との遭遇はゼロ。

先程購入したカットメロンと受付で購入できるサッポロクラシックロング缶(500円)で締める。

なお喫煙所はもともと厨房だったエリアのようで、業務用の換気扇とタイル張りの壁面が超個性的な謎空間だった。

結論、このホテルはこのエリアであればリピート確定クラスの良宿だった。

ギャラリー

2025/9/2 走行データ

  • 走行開始時刻: 14:15
  • 走行終了時刻: 19:00
  • 走行距離:139km
  • 主要走行ルート:苫小牧~夕張~岩見沢~シャトレーゼカントリークラブ栗山

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