【日本一人旅】長崎県佐世保一泊二日の旅

旅行

佐世保と言えばハウステンボスであるが、ハウステンボスは佐世保の中心部にある訳ではない。

TCAT(東京シティエアターミナル)にて初めてソラニャンを確認

いつも羽田・成田に行く際に利用しているバスターミナルであるTCAT。規模の割には閑古鳥が鳴き気味なノスタルジックプレイスだが、ここのマスコットの着ぐるみに初遭遇。既に50回以上使っているが、マスコットまで作ってるとは思いもしなかった。

羽田→長崎

約1時間半のフライトで、日中であれば富士山が見える。ANAだったので第二ターミナル出発となる。

長崎空港は中華街

荷物を受け取りロビーに出ると即中華街なのが長崎空港。お土産物屋さんにはほぼカステラだけという豪快さ。好きです、長崎空港。

長崎空港は沖合にある人工島なので、周りには一切何もなく、トヨタレンタカーの場合は橋を渡り陸にあがる必要がある。周囲には一切何もなく、沖合にポツポツ浮かぶ島々をボッと照らす競艇場が眩しい。

佐世保へ走る

レンタカーを受け取り、空港から佐世保に向かう。夕方の便だったので、辺りは直ぐに真っ暗になる。

佐世保までは、海沿いの下道で40キロ程度。途中まで海岸線沿いを走るので、昼であれば相当眺めも良いだろうと思いつつ、横目で吸い込まれそうな闇夜を見続ける。全く何も見えない。

しばらくすると妙な光が見えてくる。

明らかにど田舎の中に煌めくヤバげな光という事で、コンセプト系ラブホかと思いきや、かなり大きな観覧車も出現。

闇を駆ける@佐世保

すると突然遠方に巨大な城のような建築物が出現。

非常にデカすぎてかなりビビる。

長崎の何も無いっすね海沿いの空間に突如浮かび上がる巨大な建築物群は、かなり幻想的。

その光に吸い込まれるように、なんとか光に近づこうとするとこれまた突如出現した米軍住宅の検問にぶち当たり、小屋からいきなり警備員が飛び出してきた。慌ててバリケードでノンストップUターンをかまし、逃げおおせる。ハウステンボス怖い。

ハウステンボスから更に暫く走り、佐世保市街地に到着した。坂が多い地形である。

夜も深まっていたが、腹ごしらえとして魚介居酒屋に向かう。

佐世保の「雑魚屋

長崎に来るとやたら皆食べたがるのが、このウチワエビ。

上から見ると確かにウチワのようで、東京ではあまり目にすることのない逸品。

この店でも入荷数はそれほど多く無いようで、店員さんに在庫を確認してオーダー。

身はそれ程多く無いため、味わっていただく。

とてもプリプリしていながらも透き通った味わいで、お酒によく合う。

お造りの殻は回収され、そのまま味噌汁の出汁となる。これも滋味深く非常に美味。

一品一品はそこまで高く無いが、鮮度も良く全てが酒に合う。地方の居酒屋ならではの妙なお得感に満足し続ける。

こちらも名前を失念した地魚。タッチパネルでのオーダーシステムだったが、黒板にその日の地魚がかなり多く記載されている。聞いたことも無いような魚も多かった。

因みに店内はこの様に巨大ないけすがカウンター前に鎮座している大胆なレイアウトで、

かなり意識高い系居酒屋の片鱗を垣間見ることが出来る。

佐世保港周辺には巨大なフェリーターミナルや整備された公園などがある。

そんな中、海自の船もその並びの中で繋留されていたりと完全に溶け込んでいる模様。さすが佐世保である。

帰りはやはりチャンポン。

空港でのまさに締めのチャンポンとなったが、こちらも冬の寒空の下では身に染みる味わい深いものだった。

佐世保の一泊二日は、ハウステンボスに寄るかどうかで大きく変わってくるだろう。ハウステンボスが想像以上に僻地にあった為、まず持ってくるまで移動が基本になりそうだ。

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