フランス系ビール最強格
ご存知の通り、フランスはベルギーやドイツ、イギリスといったビール超大国に囲まれビール独立国家という意味では押され気味な訳ですが、「1664」を筆頭に爽やか系ビールが善戦している。
なかでもベルギーに近いエリアで良く作られる農家ビールカテゴリ「Biere du Garde」はどれもなかなか美味。そしてこの「ジャンラン・アンバー」も、そんな自家製風ビールのアンバーバージョンとしてフランスでは定番。これがまた個人的にはドストライクで、気軽に手に入るフランス産ビールとしては最高レベルなのでは、と思った次第なので報告したい。
名前
Jenlain Ambrée
タイプ Bière de Garde
原産国 フランス
アルコール度数 7.5%
サイズ 330ml
価格 1ユーロ
公式サイト
http://brasserieduyck.com/※超オサレ過ぎてビビる
2022年で100周年のブリュワリー
このビールは発色がとても良く、アンバー系バールが好きな人なら納得のいく鮮やかさだ。そしてその外っ面に違わぬグッドアロマ。芳醇で甘い感じはフランス田舎の農場を彷彿とさせる。アプリコット感もあり、フランスの酒造りプライドがこのビールをここまで旨くしているのだと感じる。
味はどちらかと言うとバランスが良く、苦味はそれほど無い。明らかにフランスのビールって感じがナイスだ。アップル感もやや感じる事ができる。無論「めちゃ甘~」な感じは一切無いので、安心してごくごく飲める。同じブリュワリーのブロンドバージョンが軽すぎ、甘すぎと感じるなら、こっちのアンバーを試すと良いだろう。
これは好き
見た目: ★★★★★ラベルにポップを栽培するおっさんの写真が写っている。渋い。
香り: ★★★★★あからさまに良い。イギリスのエールと比べると非常に良い。
味: ★★★★☆ 旨い!値段の割にはしっかりとした味わい。
舌触り: ★★★★☆冷やして飲むと心地いいテクスチャーを楽しめる。フランスビール感あり。
総評: ★★★★★ フランスビールとしては1664,ペルフォースに匹敵する旨さ。
※本記事はフランス滞在時に執筆したものの再編集版となります
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