現役だった頃の勇姿
AH-1W スーパーコブラはアメリカ海兵隊の求めによって開発された攻撃ヘリ、AH-1コブラの発展型である。開発はベル・エアクラフト。1986年に運用が開始され、その後各国にも輸出されたがアメリカ海兵隊では2020年に全機体が退役した。今回は2017年頃、沖縄の海兵隊基地の基地祭にて公開されていた際の様子を中心に紹介する。
基本情報
型名:AH-1W SuperCobra
用途:攻撃ヘリコプター
開発メーカー:ベル・エアクラフト
初飛行:1983年
生産数:1271機
全長:17.68 m
主回転翼直径:14.63 m
全高:4.44 m
展示場所:
展示機体備考:
普天間基地所属機体
コックピット周辺も、相応に使用感があり、この数年後に退役というのも頷ける状態。とは言え、まだまだしっかり機能しそうな雰囲気でもある。この基地祭では一応テープで機体の周りが囲ってあるといはいえ、限りなく近くまで接近することができ、多少触っても大丈夫な非常に条件の良い環境で見学することが出来た。
機首付近はリベットが非常に目立つ。
ハードポイントのランチャーは意外と華奢な雰囲気。足回りも「ただの鉄パイプ」といった感じで廉価・軽快な印象を受ける。
展示中にもかからず何か作業をするGI。尾翼下のその鉄棒、メンテ用の足がかりだったのか・・。
横に長いヘリコプターであるスーパーコブラ。全長も約18mと、F18と同じくらいなので意外と長いのである。
今となっては退役してしまったので、今後見ることが出来るとすれば博物館だろう。
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