【ロケ弁レビュワーズ】#7 とにかく肉感じたいときは坊々樹・五つ星のり弁「蓮根の豚バラ肉巻き」

グルメ

意識高い系の外面に反して中身は肉のゴリ押し

「米を楽しむ」「五つ星」「のり弁」といういかにも意識高いワードがちょっと良いのし紙に印刷された弁当。実際、遠くから見ると弁当自体も小さめで、美味しい惣菜がちょんちょんちょんと乗ってるのか、と思うくらいだが実際は肉感が半端なかった弁当を紹介する。

弁当は割烹・坊々樹プロディースとのこと。

創業五十年。東京下町錦糸町に構える割烹料理店。洗練された空間と、肩ひじ張らない心地良さの中で研鑽を積んだ熟練の料理人達が新しい感性と斬新な切り口で季節の和食を表現します。

とのことで、本当ならかなりの高級弁当なのでは、とややも期待してしまう。弁当自体の販売は、米の墨田屋と坊々樹がタッグを組んだ「五つ星のり弁」からの販売となる。

■弁当情報

販売元:五つ星のり弁
商品名:のり弁 蓮根の豚バラ肉巻き
価格:¥980
商品HP:https://bobojyu-delivery.com/noriben/
内容:蓮根の豚バラ肉巻き、鶏もも肉の塩麴焼き、玉子、ちくわぶ、野菜惣菜
総カロリー:-kcal

弁当容器は小さいながらも高級感がややあり、おかずが所狭しと詰まっているのでいろいろ期待出来る。この弁当に関しては「温め」が出来ると理想。特に蓮根肉巻きは冷めているとやや硬い。

蓮根豚バラ巻きはご覧の通りガッチリと蓮根に肉が巻かれており、歯ごたえもあって予想以上にヘビー。味付けも十分にされている。表面がバーナーで軽くアブラれて照り焼き仕上げになっているので、やや香りも楽しめる。

そしてその下には海苔弁の層があり、米は流石にかなり美味い。だが、米に関しても温めた方がより美味いだろう。タレは気持ち掛かっている感じだ。

鶏もも肉の塩麴焼きは一口サイズながら身が詰まっている感じで、まあまあヘビー。温めるとより美味しいかも。卵焼きのクオリティはかなり高い。

人参、ほうれん草、ポテサラ、がんもなどの副菜系も丁度よい量で美味しい。

柴漬けや磯辺揚げが入っているあたり、下町を感じる。こちらも美味い。

総評:想像以上にヘビーなので腹持ち◎

おすすめ度:★★★★☆

初めて食べた坊々樹弁当。会席風の外見とは裏腹に意外と米がミッチリ詰まっていて弁当密度が高いのは米屋が作る海苔弁だからか。おかずは地味だが味は落ち着いた感じで万人受けしそう。

強いて言うなら、野菜がかなり少ないのでお新香なりがもう少し入っていると良かったが、和風弁当で野菜不足を嘆くのは野暮というものか。

980円ということでややハイクラス弁当になるが、それだけの価値はあるだろう。

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