まだまだ戦闘機の代表格
1960年代前半、核・ロケット・ミサイル競争から米ソの対立は激化しており、62年のキューバ危機で世界は滅亡の一歩手前まで行ったと言われている。ソ連側ではその頃から第三世代超音速戦闘機であるMiG25の開発が進められており、アメリカがこの機体の脅威を認知した翌年の1968年には軍から各社にREPを出し、69年12月にマクドネル・ダグラスと契約を結んだ。そして、F15の開発が始まった。
もちろん、開発決定に至るまでには様々な背景があるが、上記は分かりやすい理由の一つである。
エンジンはプラット・アンド・ホイットニー社のF100が選定される。
1972年6月には初号機がロールアウトした。実戦部隊への引き渡しは1976年に行われ、その後現在に至るまで米軍を中心に世界中の空軍にて主力戦闘機として運用されている。
基本情報
用途:戦闘機
開発メーカー:マクドネル・ダグラス
初飛行:1972年
生産数:1198機
全長:20.04 m
翼幅:13.04 m
全高:5.55 m
展示場所:
展示機体備考:
■固定武装
・M61A1 20mmバルカン砲 940発
■装備可能空対空ミサイル
・AIM-9 サイドワインダー
・AIM-7 スパロー
・AIM-120 AMRAAM
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