歴史上最も生産された戦闘機
第2次世界大戦を通じて最も有名な戦闘機筆頭、メッサーシュミットBf109。推定33,000機以上が生産された。その数は戦闘機史上最大である。そして1935年に初飛行当時、世界で最も先進的な戦闘機だった。結果として、その優れた設計思想と様々な改良に耐え得る発展性により1950年代半ばまで、世界の空を飛び続けた事がそれを証明している。
無論、様々なバリエーションが存在するが中でも特に有名なのが、イギリスのスピットファイアと激闘を続け制空権を巡って争い続けたE型、通称「Emil」だろう。
基本情報
型名:Bf109E3
用途:戦闘機
開発メーカー:メッサーシュミット
初飛行:1935年
生産数:33,984機
全長:8.53 m
翼幅:9.85 m
全高:2.13 m
展示場所:シアトル・Museum of Flight
https://www.museumofflight.org/Exhibits-and-Events/Aircraft/messerschmitt-bf-109e-3
展示機体備考:
シアトル展示機体
シアトルにて展示されいるBf109Eは、もともとスペイン版Bf109であるスペイン空軍のイスパノHA1112をベースとするハイブリット機で、1966年にイギリスの個人に渡って以降、「パットン」などの映画に登場し、その後西ドイツに渡った機体だった。その後、オリジナルのBf109Eに近づける改修が進められ、エンジンはDB-605を使用。他のパーツでも一部オリジナルが使用された。
イスパノの機体は飛行可能な状態のものが多いので、ドイツ風にして映画などで使用される事が多い。
展示されている機体はハンス・”アッシ”・ハーンのバトル・オブ・ブリテン・カラーで展示されている。
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