【基地めぐり】佐世保2019:日本1のイージス艦集結地

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夕暮れの軍港:新みなと岸壁

JR佐世保駅を降りて眼の前にある岸壁、新みなと岸壁。きれいなレンガ道路で整理されており、イベント広場が近くにあったりと非常に広大な空間が開放されている。平日であればかなり静かなエリアだ。

ただ、ここは佐世保。日米双方の一大海軍基地となっており、佐世保港の大半は軍港と言っても過言ではない。事実、この岸壁から見える岸の大半が軍事施設となっている。加えて日米地位協定により、佐世保港水域の8割は米軍管理下となっている。

遊歩道にもなっている新みなと岸壁には、自衛隊艦艇が横付けされている他の港ではまず考えられないような光景も目撃することが出来る。ナチュラルに係留されているひうち型多用途支援艦「あまくさ」。近づこうと思えばいくらでも近づける状態にある。大丈夫か。

中には人がいるから大丈夫、ということなのか。

無論、周辺には多数イージス艦やヘリコプター搭載護衛艦、米海軍のアメリカ級強襲揚陸艦「アメリカ」などが停泊しており多数の軍艦を見ることが出来る。とは言え、規模感に関しては横須賀や呉にはやや劣る。

しかしながら、佐世保には海上自衛隊の主力戦闘艦とも言えるイージス艦が4隻(こんごう、あしがら、ちょうかい、はぐろ)も在籍しており、その勇姿を遠目から見ることが出来る。また護衛艦は総数15隻と他の港と比較しても多い。

一番手前に停泊しているのはこんごう型護衛艦「こんごう」。第1護衛艦隊群第5護衛隊所属となる。

軍港と言っても、日本有数の港である佐世保。大きなクルーズ船なども普通に湾内を航行している。

軍艦と商船、民間船が大きな湾内を行き交う様は壮観だ。静かに船を眺めたいならベストな場所である。

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