2022年9月14日、無事クライストチャーチに到着し、買い出しや簡単な市内観光(と言う名の徘徊)を済ませた筆者は、そのまま沼のように寝落ちしつつも翌日早朝に起床、奇跡的に時差ボケの完全リセットに成功する。(日本との時差は4時間)本投稿ではバイク受領後初日となるクライストチャーチ〜フランツ・ヨーゼフ感のツーリングの様子をお伝えする。
前回のリンク→https://moeginews.com/archives/904
2022/9/15 ツーリングルート
A:クライストチャーチの静かな朝
クライストチャーチで宿泊した宿「The Grange」は好立地にあり、部屋からはクライストチャーチのキレイな公園が一望できる。また、シティセンターに近いながらも近隣は閑静で車通りもほぼ無い。歩いて2,3分の場所にコンビニもある便利な場所だ。電動キックボード(Lime)のドロップポイントも近くにある。
そんな訳で、朝鳥のさえずりで優雅に起床、窓の外のトロピカルな木と如何にもロンドン風な公園が面白い。
この宿はモーテルというよりもB&Bなので食堂もしっかりと併設されている。朝食はエッグベネディクトやクロワッサンなど3種類程度から選べる。なんとなくエッグベネディクトを選択。7時頃だったが、他の客はゼロ。おじさんがキッチンで頑張ってくれていた。
セットのコーヒーはモカを注文したところ、画像のように山盛りのホイップにこれでもかとココアが振り掛けられた、かなり巨大なマグカップが提供された。ニュージーランドはコーヒーカップのサイズが巨大になりがちである。エッグベネディクトは普通に美味だった。朝からありがとうおじさん。
初春のクライストチャーチ
予定では、10時ころにレンタルバイク屋が車で宿まで迎えに来てくれるとのことだったので、それまでの間近隣を散歩する。ニュージーランドの9月中旬がどの程度の気候なのか全く想像が付かなかったのだが、いざ現地についてみると桜は7分〜咲き程度で最早初春、といった感じだった。
なによりも天気が非常に良く、高い建物がほとんど無いこともあって辺りは非常に日当たり良好で暖か。天候さえ良ければ一般的に冬と言われる9月でも余裕で観光可能だろう。また強い風が吹くこともなく、文字通り穏やかな春といった趣だ。
暖かいので、野鳥の類の活動も活発だったように思われる。昨日訪れた植物公園に行ってみるとカモがそこら中で散歩していた。その他、見たことも無いような小型の鳥類が多数いて、異国情緒を存分に味わえる。
クライストチャーチの植物園はかなり敷地が広く、キレイに整備されており人もそこまで多く無いのでオススメ。また、公園内は電動キックボードで走行可能な部分もあるのでかなり気持ちよく見て回る事が可能。
ニュージーランドを調べ尽くしたイギリスの航海者、ジェームズ・クック艦長像。
静かな公園を歩いていると遠くから4気筒の爆音が。MT05がクライストチャーチの街を疾走していた。フルフェイスにダイネーゼジャケットといかにもヨーロッパな感じの装備のお姉さんでした。
と、半ばバイク旅である事を忘れうららかな春のクライストチャーチを堪能したところで、宿に戻りチェックアウト。と同時に、今回のレンタルバイク屋「South Pacific Motorcycle Tours」社のキャロル氏がやや懐かしい年式のエスティマで迎えに来てくれた。挨拶もほどほどに、まずはレンタルバイク屋に向かう。
B:South Pacific Motorcycle Toursを選べ!
「South Pacific Motorcycle Tours」社はクライストチャーチから30分程度の農場エリアのど真ん中にあり、おそらく自力での到達は不可能。ご夫妻&娘さん&メカニックで経営されていているとのことで、クライストチャーチ間の送り迎えは普通にお願いしよう。というかそれも料金に含まれているので安心だ。
そしてこのレンタルバイク屋、なんとご夫妻の自宅である。以前は宿を経営していたらしいが、今はレンタルバイク一本でやっているらしい。繁忙期になると娘さんが登場するのだという。(普段は医療系の仕事をしているのだとか)予約時はお母さんキャロルと娘さんのキムの双方とやり取りすることになる。娘さんはメールに絵文字とか使ってくるので、なかなかフレンドリーだ。
そしていよいよ今後1週間を共に過ごすBMW F750GS「デイジー号」との対面である。この時点で走行距離は2万キロ程度だが、外見は非常にキレイ。目立った傷等もなく格好いい。パニアケースについてはHPに記載あるが、全てオプション料金なしでGivi標準搭載されている。
シールドにはしっかりと張り紙で筆者の名前とwelcomeの文字が。納車式のような、非常におもてなし度の高い演出である。フロントカウルにはしっかりと「Daisy」の文字が。曰く、「名前があったほうが愛着わくし、丁寧に扱って貰えるでしょ?」全くそのとおりである。
なおここには2匹の犬がおり、事前に「犬大丈夫?」と聞いてくれるが非常に人懐っこく車を降りると突っ込んでくる。一匹はおばあちゃんのゴールデンレトリバーで、もう一匹はイングリッシュコッカースパニエルの女の子。毛並みが良くて超かわいい。
看板犬なので非常におとなしく、全く吠えない。イングリッシュコッカースパニエルの方はおもちゃを持ってくるので適当にぶん投げて遊んであげよう。
オフィスはガレージを改造した作りになっており、ガレージ内には待機中のバイクやメットグローブ等の備品が沢山陳列してある。また、紅茶やビスケットなどはセルフサービスで利用できるようになっているので適当にくつろぐ事も可能。また、なんとシャワーも完備されているので夏などに汗だくで返却した際にはスッキリしてそのまま空港に送ってもらう事も可能だろう。
荷物をスーツケースからGiviのパニアに詰め替え、その後日本と同じく旦那さんと車体の傷チェックを行う。その後、外人向けのNZ交通安全DVDを一緒に視聴する。勿論英語なのだが、見りゃ分かるレベルなので問題はないだろう。また、日本語で書かれた交通案内ブックレットのようなものもタダでくれるので、至れり付くせりである。
その後、メカニックのメイソンにバイク使い方を簡単に教えてもらい、「日本で何乗ってんの?」「ZH2」「スーチャーついてるやつでしょ?スーチャーってどうなの?買おっかな〜」のような会話をする。ZH2に対する反応が日本と全く同じ(スーチャーってどうなの?)で安心する。そして一応、運転出来ているか100mほど試走させる。
諸々のサインや準備が整ったら、最後にルートの相談。南島一周計画を説明するといいわね!となりつつ「南海岸は絶対行ったほうが良いわよ!」との事でルートを若干修正。ご自身も昔は良くバイクツアーを主催していたとの事で、無料の全島地図にルートを書き込んでもらう。本旅では途中携帯電波が全く入らず早々にGoogleMap使用を断念したので、この地図を最後まで使用することになる。
とにかく、ご夫妻の人柄が良く、分からない事はなんでも答えてくれる。生粋のニュージーランド人という雰囲気だが英語はわかりやすく、ゆっくり喋ってくれる。おまけに犬も可愛くメカニックの兄ちゃんも気さくなので筆者的に次回もここにしたいと思うほどアットホームで良いレンタルバイク屋だ。最終回にて紹介するが、超突発的なトラブルにも柔軟に対応してくれる。是非オススメしたい。
C~E:ついに出走、即感動
最初の目的地はアーサーズパス。所要時間も90分程度と手頃な位置にあり、レンタルバイク屋から国道73号線に乗ってしまえばあとは一本道である。そして、そのまま真っすぐ行くと6号線にぶち当たるのでそのまま海沿いに南下するのが本日の大雑把なルートだ。
レンタルバイク屋から飛び出し、3分程度走った後あまりにも絶景だったのでつい停車して撮影したのが上記画像である。周りは羊牧場で半径1kmに人の気配全く無し、という雰囲気。天気は最高によく、やや気持ち肌寒い程度。これ以上ないという超好条件でF750GSのパラツインはすこぶる快調。走り初めてすぐに「これは我が人生最高のライディング経験なのでは?」と快哉を叫ぶに至る必定である。
唯一難点を言えば、100km/hで牧場横のストレートを快走すると、3分でメットがハエ屠殺場となる事だがニュージーランドの最高の景色と比べれば些細すぎて2秒で忘れてしまう程度である。
30分ほどヘブン状態で疾走した後、やや小腹が空いた事に気づき途中の集落のガソスタコンビニにて停車。トイレ休憩を済ませ、(ニュージーランド全土でトイレは無料、しかもキレイ)、初めて入ったニュージーランドコンビニ店内を観察する。
国道沿いの店だけあって、ツール類はかなり充実していた。
通常のミニストップの2倍程度、セコマの1.5倍程度の大きな什器にホットミールが多数陳列してあったので、ハムカツ挙げのような物体を購入。鶏肉コロッケでした。
その後、山に吸い込まれるように一路西進していく。
山肌も近くなり、徐々に峠に差し掛かると流石に空気も冷たくなってくるが、同時により澄んだ空気が肺を満たしている事に気づく。日本と比較にならないほどそのまま状態の自然が残っており、バイクに乗って健康になれる、稀有な体験ができるのがここ、ニュージーランドだ。
この日が平日だったからなのか、はたまた偶々だったのか、とにかく車通りが少ない。勿論、道を歩いている人も全く居ない。羊牧場内に人影を確認した事も一切なかった。この国はどこに人がいるのだろうか・・
いくつか峠を超えたところで、良さげなPA(本ブログではニュージーランドの道路脇にある公式っぽい駐車エリアを便宜上PAと呼ぶ)に停車。このPAは未舗装だったが、大きめの公衆トイレとベンチやテーブル、観光案内マップ掲示板などが設置してあり、なにより湖(沼?)に隣接していた。
湖はブイなどが浮かんでおり、遊泳禁止を示すサインも見当たらなかった事から夏季は泳げるのかも知れない。勿論、水は極めて澄んでいた。
初日から極まった状態を体感し(周囲に人の存在無し)このままこの場所にずっと留まりたい衝動に襲われる。
本当に、無音の世界がそこにはあった。
アーサーズパスは高度のある峠に位置するエリアとなるので、今回のツーリング期間中で最も寒いと感じた場所であった。夜、星空が綺麗に見れるのは間違いなくもう少し時間的に余裕があればここで夜を越すのも良さそうだ。ただし、店やガソリンスタンドの数は相当少なかった事を付け加えておく。
また、この73号線だが山に入ってからはほとんどボーダフォンの電波はつながらず圏外となることがほとんどだった。当初はGoogleMapをナビにしようと考えていたが、ほとんど約に立たない上、道が間違えようのない一本道なので紙の地図で十分だった。
E:最初の目的地、アーサーズパス
山々を越えまくり暫くすると、山間の小さな集落に出くわす。看板にはアーサーズパスの文字があり、こここそがいわゆるアーサーズパスだったのである。広めの駐車場を備えたPAがあったので駐車する。自分以外には、数台の車が停まっていただけである。
Kea Kiosk なる小屋を発見。ニュージーランドの人気者ケアに関する情報がビッシリと掲出されている。クライストチャーチ起点では、もしかしたらここがケアとのファーストコンタクトの地となるかも知れない。奇しくも今回の旅ではケア遭遇度が非常に高かかったので、この時の情報は無駄にはならなかった。
ケアの銅像。とにかくケア尽くしなアーサーズパスのPA。車は何台か止まっているが、人影は全くなく驚くほど静寂に包まれていた。残念ながらここでは実際にケアを目にすることは無かった。
トイレは巨大で清潔。完全に山の中なのでバイオトイレまで行かずとも、かなりしょっぱいトイレを想定していただけに驚く。ハンドドライヤーなども完備だ。ゴミ箱からゴミが溢れ出ているような事もなく、またトイレットペーパーも補充されていてかなりしっかりと管理されている印象を受けた。
名残惜しくもやる事がなく、余りにも道が良過ぎてすぐ停まってしまった事で時間的にも余裕が無くなってきた為、一路西海岸に向け走り出す。
とは言うものの、山岳峠エリアは人工物及び車通りが非常に少なく、どこを取っても絵になるので絶景を見つけてはストップアンドゴーを繰り返す。
F:あっという間に西海岸の海岸線に到達
14時過ぎ、ついにニュージーランド南島西海岸に到達する。クライストチャーチ近郊と比べると雲がやや多い。
それまでとは打って変わってフラットな大地が広がる西海岸。空が広く感じられ、ツーリングとしても雰囲気がガラリと変わる。
右手に海を見ながら、海岸線をひたすら南下する。途中、ホキティカという街で初めてのガソリン補給を実施。事前に調べていた通り、給油が完了したらレジの人にナンバーを伝えて会計というアメリカ方式だったのだが、場所によってはクレジットカードを給油前に挿して認証→給油→実際に入った量で会計、という日本方式のガソスタもあった(無人のパターンが多い)。日本のようにタッチスクリーンの情報がごちゃごちゃしたようなものではなく、よりアナログな雰囲気の場所が多かったので慣れればどうということは無かった。
ホキティカの街をゆっくり流していると、下校中の中学生の集団を発見。制服を着用しており、こんなところでイギリスの文化が垣間見るとは、としみじみ思った。
6号線は海沿いということもあって峠などは少なく、どちらかというと沖縄のようなジャングル感あるワイルドな道が多い。と言っても小高い岡や多少の山間部はあるので、多少のアップダウンは楽しめる。
※その分野生動物(ポッサムなど)の死体はびっくりするくらい多い。見通しがいい道路がほとんどなので、踏んでしまう可能性はかなり低いのが救い。
そんな中にも突如としてちょうど良い場所にPAが出現するのがニュージーランドロードの良いところだ。こちらも、巡航中に見つけてさっと停車してみたPA。コンクリで舗装されており、何らかのモニュメントがこじんまりと設置されている。ここは6号線でRossを過ぎた辺り、林の中にあるPA。
そして海を見渡せるベストポジションには、ウッド感溢れるベンチが。ここからは、西海岸の絶景を見渡す事ができる。
まともな昼食を食べていなかったので、途中購入したニュージーランド名品「BIG BEN」を食す。肉とチーズが挟まったパイなのだが、冷えていても骨身に染みる旨さ。誰もいないPAで絶景を見ながら食す格別の旨さたるやである。BIG BENについては以下参照↓。
広大なキャンピングエリアで一休み
とはいえ広いニュージーランド南島。徐々に日も暮れつつ、見る光景全てが目新しく、F750GSのパラツインがもたらすパルス感も相まって走るのが楽しくてしょうがない。道に動物の礫死体は多けれど、すれ違う車、前を走る車もほぼなく自分のペースで数百キロを走る事が出来る史上の喜びは何よりも代え難い。
流石に疲れたので、日もだいぶ暮れてきてはいたが、いい感じのキャンピングエリアを発見したので立ち寄る。勿論誰も居ない。
場所:Otto/McDonalds Camping Area
テントサイトは20張くらいは余裕で張れそうな広い場所で、電源はないものの基本的にキャンピングカーが自由に移動できるような作りとなっていた。小高い丘に囲まれながらも近くには湖があり、雰囲気は最高。
トイレがあったので借りる。蛇口をひねれば水は出てくるが、飲むなら煮沸せよとの注意書きあり。このトイレもキレイだった。
少し休憩しているうちに、辺りはどんどん暗くなっていく。目的地のフランツ・ヨーゼフまではあと一歩の距離なのだが、この段階でまだ宿も決めていなかったのでネットで本日の宿を抑える。途中、西海岸では電波が入らないエリアが何箇所かあったので、目的地到着が遅くなりそうなら電波が入るタイミングで宿を抑えたほうが良さそうだ。
本日の宿:10 Cottages
完全に日が落ちてしまったが、無事本日の宿に到着する。母屋と部屋が少し離れており、また辺りは真っ暗で駐車エリアも砂利道なのでやや駐車に慎重になる。
宿情報:
ニュージーランドでの本格的なモーテル宿泊は初めてとなったが、非常にキレイで新しく、広々とした満足度の高い部屋だった。バスルームはシャワーのみだがシャンプー等完備。小型の暖房もあるので全く寒くない。
キッチン周りはコンパクトながら必要なものはすべて揃っていた。
初めてのニュージーランドのモーテルで衝撃を受けたのが、キッチンの道具類がすべて揃っており、しかも完璧に整理整頓されていた事。完全に偏見だが、アメリカやヨーロッパの宿に泊ってきた経験上、低価格帯のモーテルなどは食器類が揃っていたとしても汚れていたり、雑然としている印象が強かったのだがニュージーランドはその辺が日本の感覚に近いのか、とにかくキチッとしていた。
皿や食器洗い周りも完備。スポンジに至っては新品だった。
あまり見たくない場所である、モーテルの水回り空間もキレイでカビ臭さを全く感じない。というか、この宿の周辺はフランツ・ヨーゼフの山々が迫っており完全に自然ど真ん中といった雰囲気で虫など侵入し放題かと思われたが、その心配は完全に杞憂に終わった。
冷蔵庫には残念ながら牛乳は入っていなかった。
ニュージーランドで初の本格的な食事
良い宿に巡り会えてテンションが上がりつつも、レストランの営業時間はそこまで深くないのでいそいそと食事をしに近所のレストランへ。ややお高そうな雰囲気で、かなり混んでいた店だったのだが、結構広いテラスエリアがあり(寒いので誰も居ない)タバコを吸っている人がいたので意を決して入る。
ホールに2人しかいなく客で満杯の店。いきなりシングルのアジア人が入ってきて一旦シカトされるかなーと思いきや、普通にフレンドリー接客。とはいえ普通よく見たら普通に満席だったので、テラス席を指定する。テラス席は伝熱ヒーターでガンガンに温められている上、焚き火的な謎の火が設置されていたので全く寒くなかった。そればかりか星空も眺められて景色◯。
注文した後、お兄さんに確認してまずは一服。灰皿あり。
注文したラム肉リブとマッシュポテトのプレート。ビール煮込みなので非常に柔らかく美味。というか野菜含めた食材が異常に旨く、調味料云々よりも元の素材のレベルが段違いなのでは・・と感じた。
ビールは地ビールエールをパイントで選択。ニュージーランド、ビール結構うまい。
ニュージーランドツーリング初日を無事終えた高揚感でビールは二杯の飲む。夜も9時手前頃になっており、客は次々と店を出ていっていた。しばらくするとホールの兄ちゃんがタバコを吸いに外に出てきて、少し会話する。こんな時期でも結構観光客がいるものだ。
番外編:食料調達はfour squareで
晩飯を食べる前に、8時で終了するというニュージーランドチェーンのスーパー「Four Square」に買い出しにでた。どちらかというと小規模な、「まいばすけっと」的な店舗だがニュージーランド各地に散らばっており、遭遇率は高い。観光地だけあってかビールの品揃えはなかなか。よくよく見ると、機内で散々飲んだ「MAC’S」があるではないか。NEW ENGLAND IPAなるバージョンを6個購入。その他、翌日朝食用のサーモンなどを調達した。
MAC’S HAZY SHOBOAT [NEW ENGLAND IPA]
トロピカル感にあふれる、ニュージーランド南島西海岸にピッタリの雰囲気の缶体。
味はイメージ通り結構フルーティーで甘みをほのかに感じるIPA。飲みやすさはそのままに、ヨーロッパによくある高アルコール激甘テイストのような邪道感は一切感じないシンプルさが良かった。
モーテルに戻り、星空を眺める。こちらの画像はiPhone13での撮影。ナイトモードとはいえ東京で見上げるより圧倒的に多くの星空が見える。ただ、肉眼では目が慣れれば普通に天の川までバッチリ見えており、衝撃を受ける。こんなにキレイな星空、もしかしたら今後天気が崩れたら見えないかもと思い。一眼での撮影を試みた。
その結果がこちら。都合ビール3パイント程度飲んでいてかなりいい気分だったので適当設定となったが、それでも天の川はハッキリと撮影できた。とにかくニュージーランドは星空がすごい。
しっかり三脚で固定出来なかったのだが、バイク込みで星空撮影を試みた図。シャッター時間長いのでバイクや木が明るいが、裸電球程度の灯りしか無い漆黒の空間であった。
9/15走行データ
- 走行開始時刻:10:49
- 走行終了時刻:18:39
- 走行距離:約380km
- 主要走行ルート:クライストチャーチ~(73号線)~アーサーズパス~(73号線)~クマラ~(6号線)~フランツ・ヨーゼフ
(9/15 完)
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