【バーガー】村上の寒ダラ巨大フィッシュバーガー

グルメ

新潟、魚、バーガー

10月中旬、東北を旅している時、新潟県村上市のとある道の駅に流れ着いた。

「日本海東北自動車道まほろばIC」という、なんともファンシーな名前のICすぐの場所にある「道の駅朝日みどりの里」だ。夜明けから海沿いの道を走り続け、寒さに身が堪えていたのもあるが、営業開始前の10時手前なのに何やらぞろぞろと人が集まっていたので寄ってみた。

「cafe R SUN 45」のフィッシュバーガー

道の駅前の人だかりに寄ってみると、朝市が開かれていた。色とりどりの野菜や魚、ソーセージやハムなどの加工食品、コロッケや饅頭などのスナックがテントの出店で販売されている。数は結構多く、20張りくらいのテントが軒を連ねていた。

そんな中、「フィッシュバーガー」の文字を目にする。寒ダラ100%で800円との事で、ちょうど小腹が空いていたので即購入を決定。「cafe R SUN 45」のシールが貼ってあったので、そういうカフェの出張販売なのか、と思いながらもちょうどオープンした道の駅内で飲み物も購入して食す。

初めて見る「雪国紅茶」を購入。地元村上で生産される和紅茶というものらしい。渋みが少なく、甘すぎずで非常に飲みやすい紅茶だった。

ちなみに「cafe R SUN 45」だが、ここから少し北上した、国道345線沿いにある道の駅「笹川流れ」にあるカフェという事が後日判明した。日本海に面した非常に風光明媚な道の駅で、「日本海ソフトクリーム」なる北海道の流氷ソフト的なご当地スイーツもあるようなので、次の機会にトライしたい。

バーガーの包を早速開けてみると、巨大な魚のフライがバンズに挟まった、シンプルなバーガーが姿を現した。とにかく魚(寒ダラ)のフライが巨大で、バンズに身の半分も収まっていない状態。その他には千切りキャベツとソースがバンズには挟まっていたが、ご覧の通り非常にシンプルなので不思議と無理矢理感がなく、フィッシュバーガーとしては完成の域にある一品と感じた。

寒ダラは想像どおり非常に締まった身が美味で、さすが庄内の名産物とされるだけありフライも相性抜群だった。特にこのバーガーはソース含めシンプルなので、魚テイストを邪魔するものがなくフィッシュバーガーとしては今まで食べたものの中でもトップクラスかもしれない。

と、フィッシュバーガーを完食し一服する頃には10時半過ぎになっていた。駐車場の裏からは、朝日山地の山々が見える。日差しも強くなりだし、フラフラとしながら次の目的地へと向かった。

バーガーおすすめ度:★★★★☆

基本情報

道の駅 朝日みどりの里

〒958-0261 新潟県村上市猿沢1215

公式HP:https://asahimidori.com/#kutsurogu

道の駅 笹川流れ

〒959-3665 新潟県村上市桑川892−5

公式HP:https://www.city.murakami.lg.jp/site/kanko/bussan-mitinoekisasagawa.html

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