【実機見学】ロッキード・マーティン F35 ライトニング II

航空宇宙

新世代スタンダード機体

非常に端折って書くと、冷戦終結後、米国での軍事予算削減の流れから高性能機体を長期運用する方針に転換された事を受け、国防総省では開発費を抑えるために新型機の開発を1本化し共通の機体を開発することになった。そして1993年にJSF(統合打撃戦闘機計画)が始まった訳である。

基本情報

用途:マルチロール機
開発メーカー:ロッキード・マーティン
初飛行:2006年
生産数:860機以上
全長:15.67 m
翼幅:10.67 m
全高:4.39 m
※A型
展示場所:
イギリス:RAF博物館
展示機体備考:

イギリス:RAF空軍博物館展示機体

イギリス・ロンドン郊外にあるRAF空軍博物館に展示されているF35はフルスケールモックアップ。

全ての機体は1人乗りとなっている。

F35開発の国際パートナーでSystem Development and Demonstration(SDD)段階から携わる米国以外の8カ国の国旗マーキング。現在運用国は17カ国にまで広がっている。逆にトルコはロシア兵器関連の問題から配備が実現していない。

実機とは若干形状が異なるが、コックピットへのアクセスは機首下部にある内蔵ラダーを使用。

2箇所ある機体内ベイステーションにはJDAMやAMRAAMといった兵装を格納可能。

外部兵装として、片翼3箇所のハードポイントに様々な兵装・モジュールを装備可能となっている。

A型のみ、GAU-22 25mmガトリング砲を装備。

エンジンはプラット・アンド・ホイットニー社のF135を採用。191kN以上を誇る。

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