【実機見学】ミグ設計局:MiG-17 ベトナム人民空軍仕様

航空宇宙

МиГ-17

NATOコードネーム「フレスコ」となるソ連の戦闘機、MiG-17。朝鮮戦争に投入されたMiG-15の発展改良型であり、ぱっと見の外見はかなり近しい。

1950年に初飛行したジェット戦闘機で、朝鮮戦争で活躍したMiG-15の改良型という立ち位置である。本機は1952年の機体となる。

ソ連では1958年に製造を終了し、他国では中国やポーランドでも製造された。展示機体はベトナム人民空軍(北ベトナム)仕様のカラーリングだが、ペンキで塗りたくったような仕上がりとなっている。ちなみに中国版は殲撃五型殲-5/J-5/F-5)となり、中国初のジェット戦闘機となった。

基本情報

用途:戦闘機
開発メーカー:ミグ設計局
初飛行:1950年
生産数:10,367機
全長:11.36 m
翼幅:9.63 m
全高:3.8 m
展示場所:シアトル・Museum of Flight https://www.museumofflight.org/
展示機体備考:IFJ-10 1406016

シアトル・Museum of Flight展示機体

MiG-15との比較でまず挙げられるのが、主翼の後退翼。MiG-15が35度に対しMiG-17は45度とより深い切込みとなっている。たしかにMiG-17の方が全体的に鋭い印象を受けるが、パット見の違いはそこまで感じられない。主翼の付け根はキャノピー真下だ。

音速に近い速度を有し、格闘戦もこなす軽快な戦闘機だった。

ウバザメのような巨大なインテークが象徴的なフロント部分。むき出しの機銃が荒々しい。

MiG-17最強の武装である37mm機関砲。1946に導入された重機関砲で、弾頭重量は735gと巨大なもの。爆撃機を破壊するには1発で十分とも言われる。

MiG-17の武装は機関砲のみで、異なる2種類の機関砲が装備されていた。1つ目が画像左側の37mm機関砲N-37でもう一つが画像右側の23mm機関砲NR-23である。

この機体はもともとモロッコ空軍所属で、1983年にハサン2世の承認によりアメリカにもたらされたとのこと。

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