【2018平昌オリピックレポ④】最終チェックポイントの江陵市庁舎前に続々とスポンサー車が集結

イベント

熱を帯びる江陵市庁舎前

割と寂れた街感がヒシヒシと感じられる江陵市であるが、ご覧の通り市庁舎ビルは非常に立派。しかも小高い丘の上にあるため、その存在感はなかなかのものだ。

そんな市庁舎前ではイベントの設営が続々と続いている。

本日夜には、ここが事実上最後の聖火到達点として記念式典が行われるため、昼過ぎから現地にてつぶさに様子を観察した次第をレポする。(※もちろん、公式な聖火のゴール地点は開会式のオリンピックスタジアムである。キム・ヨナが着火)

市庁舎自体は割と古めで、周辺の公園や構造物は割と時代を感じさせる。

音響照明チームなど、当日設営をガンガン行っているチームも多かった。設営自体もテキパキ、というより割とゆっくりと行っていた印象。

市庁舎に至る道は真っ直ぐな坂道なのだが、その沿道には衣装をまとったおばちゃん、おじちゃんがズラッとならび太鼓を叩いている。先程、歴史公園のイベントに馳せ参じていたのと同じグループだろう。

人数もなかなかのもの。ボンボン鳴らしている。

そうこうするうちに、パラパラと様々な団体が現れてパフォーマンスを実施し始める。割と自由に進行するのがピョンチャンオリンピック聖火リレーの特徴だ。

スポンサートラックも到着。音がでかい。長きに渡って半島中を駆け回ってきたトラックもこの日が事実上最終日ということで、感慨深い面持ちに感じられた。

ちなみにトラックは割とテクニカル要素モリモリで、例えばルーフ部分に定点カメラが固定されており、

こんな感じでトラックLEDに反映される。果たしてその意味が如何ほどあるのかは不明だが、子どもたちは大はしゃぎだった。

トラックが通過するたびに、太鼓部隊のおばちゃんたちが太鼓を鳴らす。非常に面白い。

KTグループは美女を配置。寒そうだが、最後まで笑顔を沿道に振りまいていた。

コカ・コーラは最後に到着。どこかで見たことある人がトラックには乗っていたり。

ちなみに、このタイミングでは特に反対デモ的な人たちも殆ど見受けられず、割とのほほんとした地方イベントといった感が非常に強かった。(特に、聖火リレーを見ている外国人が非常に少なかったイメージ)

コカ・コーラは大量のコーラをサンプリング。サムスンはフラッグ、KTはなぜかでんでん太鼓を配布していたが、貰って一番嬉しかったのは勿論コカ・コーラ。

市庁舎前に全スポンサーチームが到達すると、運営スタッフ含め全員で集合して仲良く記念撮影。トップスポンサーだけの集まりのようだった。

組織委員会使用のノースフェイスのシューズ。冗談抜きで寒い会場だったので、本格的なフルスペックの装備は必須だった。結論として、公式スタッフにはしっかりとした装備がマストで必要なイベントだったのだ。

そんなこんなでスポンサーが到着してからはしばらく何も動きが無いとのことだったので、近隣を散策しつつ夜を待つことになった我々。次回は衝撃のオリンピック前夜祭の模様を振り返る。

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