【2018平昌オリピックレポ②】東京五輪開催直前で色々思い出す企画:聖火には割とギリギリまで接近できる

オリンピック

前回に引き続き、平昌オリンピック前日・聖火リレー最終日の様子をお伝えしたい。

聖火の最終チェックポイント江陵市では、早朝から聖火を受け入れるセレモニーが行われていた。

そしていよいよ聖火のお出ましというタイミングで、どっとプレス関係が路上にわらわらと現れる。寒いので、直前まで車内にいたのだろうか。

こちらはサムスンのスポンサー車両に乗っているスタッフ。今回、死ぬほど寒い平昌オリンピックのダウンはすべてノースフェイスコラボ。勿論手袋やイヤーマフに至るまですべてノースフェイス。スタッフにはお土産でそのまま貰えたのかが気になる。

こちらは聖火リレーの撮影中継車。駅伝と同じく基本、後部ドアは開けっ放しで増設されたシートにスチルカメラが座ってスチル撮影、ムービーは

その少し奥にあるジンバルに収まったカメラから撮影されていた。

撮影車両内部はこんな感じ。普通のバンなので、中継車よりは機動性も良く使い勝手は良さそう。

内部には勿論マルチビューなど機材満載。聖火リレーはライブ配信も行っていた。

少し時間が経つとなんの前触れもなく聖火本体がヌルっと登場。聖火は情報秘匿の関係から最小限の事前情報しかプレスには伝えられていなかったようだ。プレスも聖火が現れるとすぐさま囲いを形成。

報道関係、民間人、オリパラ関係者入り交じる中で色々とキメショットを披露していく走者。

意外とギリギリまで接近することができた。

白と黄色が聖火ランナーで、黒に緑がリレースタッフなのでがPR対応がいないのか、なんなのか特に時間が仕切られている様子もなくバババッと写真を撮らせて出走の準備に入っていった。ちなみにこの段階では分からなかったのだが、ピンクコートのおじさんは後ほどでも登場する偉い人のようだった。(情報求ム)

平昌オリンピック聖火リレー最終日、江陵市の最初の走者はリカンベント風の2人乗り自転車。ピンクおじさんの船頭の下、走者は颯爽と姿を消していった。

聖火ランナーが去った後、当然プレスたちも聖火リレー最終日ということで彼らを最後まで追う為、同地を後にする。
我々も次に聖火ランナーが交代するとされる歴史博物館の公園に向け移動を開始した。

なお、以外にも警察の姿は少なく、交通管理などはすべて組織委員会のスタッフが行っていた。

KTスタッフ後ろ姿。やたら5Gが強調されていたが、こちらが何か5Gの恩恵に預かる事はついぞなかった。

不足に事態に備え得た救急車。救急車の側面に描かれるキャラクターこそ、この平昌オリンピックのマスコットキャラクター・「スホラン」と「バンダビ」である。

意外と立体物も多かったスホランとバンダビの雄姿である。いわゆるゆるキャラに接するような、韓国市民の温かい目線が彼らには注がれていた。

聖火ランナーの後追いはどこでも同じ現象だが、本日は聖火リレー最終日ということもあり、街全体が聖火リレー一色になっていた。

といっても小さな町なので、歩いて十分に終えるレベルの距離感であった。

北朝鮮との軍事境界線から100kmも満たない江陵の町並み。

これを見て初めて知ったのだが、なんとKIAもオフィシャル自動車パートナーとしてスポンサードしていたようだ。

こちらはバスだが、SUVなどでもKIAのは量を目にする機会があった。まさに韓国企業が総力を上げてオリンピックを支援している様子が伝わってくる。

のらりくらりと歩いているうちにたどり着いた、聖火リレー交代が行われる歴史博物館前の公園。

もちろん、まだ聖火ランナーは到着しておらず、人もまばらな状態だった。上の画像の赤いジャケットを着ているのはコカ・コーラのスタッフ。

先に現場入りしてグッズを配布していたりと抜かりない。

と、次の瞬間警察の大型バスが次々と現地入りして辺りは瞬間緊張に包まれたたが、中から警官隊が現れるでもなく停車して沈黙したままだった。

おそらく、現場の雰囲気も考慮して有事の際には飛び出し、迅速に対応するという手はずだったのだろう。

このように、最後の聖火ランナー出走はサッと済まされ、意外と人も閑散とした状態での聖火リレーが始まった。

次回はこちらの歴史博物館での聖火交代セレモニーの様子をお伝えする。

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