程よく新進気鋭な小型フレンチ店
普段はカレー&ラーメン&ハンバーガーで全てを満たしている当サイトでも、たまに人としての形を保つためにフレンチのコースに挑戦している。今回は初台は不動通りという、ドローカルも良いところにある新し目のフレンチに行ってきた。ちなみにオープンは2023/11/8とのこと。
コースは上記の8品で11000円。
ドリンクのメニュー。ワインはその時々のオススメがありそうなので、聞いてみるのが良い。ちなみにシェフは白ワイン系が好きそうな雰囲気だった。
ビールはハートランド。瓶なので、最初っからクラフトビールでも良いかもしれない。「1664」とか「ペルフォース!」が飲めると良いのだが、流石に無理か。
アミューズは魚介系と野菜のカルパッチョ的なもの。美味い。
アミューズその2はサワークリームに柑橘系、ラベンダー香る焼バゲット。香り系にかなり力を入れているお店のようだ。ポーションは小さ目だが、この店は最終的にパスタが出てくるので気にしないほうが良い。
これは美味かったアントレ、インカの目覚めポタージュにホワイトアスパラガスとチーズが降り掛かった冷製スープ。旬な季節が短いアスパラだが、このアスパラは非常に濃厚な味わいで美味。
夏でなくても美味しいと思うが、暑い夏なら最高に合うだろう。この辺りからアルコールとの飲み合わせがかなり良くなってくる。
緑色のソースは野菜系だったと思うが、比較的に濃厚なスープで食べごたえ・飲みごたえがある。
アスパラは軽くアブラれており、良い香りがする。そして美味い。
アントレその2はデカズッキーニにカタルーニャのロメスコソースの組み合わせ。だんだんと物理的カロリーが上がっているのが分かる。
粗めのナッツが散らばっており、めちゃウマソースを堪能できる。
魚は真鯛。海鮮ソースが掛かっており、美味い。この辺から味覚情報の記憶が容量一杯になり、正確な味を思い出す事が難しくなる。ただし、量はそこまで多くないので比較的女性向けなコース内容かな?とこの辺りから思い出す。ちなみに、筆者が赴いた特は店内客はほぼ女性で占められていた。
小エビやらアスパラやら、南仏を感じる事が出来る添え物たすう。黄色いのは菜の花だそうだ。
肉は土佐牛ヒレ。ヤングコーンが意外と美味しい。
肉に関しては言う事なし、見たままだ。やたら黒いのは黒にんにく。
最後の締めはパスタ。量は調整可能なので、その時の状態で量をオーダーするといい。
デセールは晩柑のヨーグルト和え。これもミントが添え。うまし。
アルコールはワイン以外にもジンなどが少ないながらも揃っており、今後更に増えそうな印象だった。
総評
おすすめ度:★★★★★
味は申し分なく、シェフがとにかく人柄良さそうだったのが特徴のお店。また場所も初台というか、不動通りの深部という事で完全に地元感ある場所のため、食後の整いも十二分。まだオープンして半年くらいだが、結構な混み具合だったので人気店のようだった。
コメント