【BEER 100:7】フランス人のビオビールへの情熱「LICORN Bio」

ビール

こんにちは、「動物系アイコンのブリュワリーは美味い」が信条の106です。

という事で今回紹介するのは動物系ブリュワリー!!!

神獣系ブリュワリーとでも言うべきか、ユニコーンがこちらの銘柄のマスコット。

ちなみに神獣系ブリュワリーというと

・キリンビール(麒麟)

がすぐに想起されるが、こちらユニコーンという事で味も似てたりするのだろうか。

 LICORNビール

 LICORNはフランス語で「ユニコーン」のこと。そしてこのビールはそのビオ仕様という訳だ。

其の証拠にBio商品に必ずついてる「AB」マーク。バイオロジック。

公式ページからそのビオ度を確認することができる。

www.brasserielicorne.com

成分表はこんな感じで、アルコールは5%。

実際に注いでみると、Bioらしく非常におとなしい印象の色合いであることがわかる。

また泡立ちが直ぐ消えてしまうのが残念。炭酸はかなり弱い。

そして味わいだが、正直普通・・・

にほんの「オールフリー系」とは違って普通のビールなのですが、特段美味しいとか水々しいという事はなかった。ワインだと明らかにビオの方が美味しかったり飲みやすかったりするのですが、ビールはそれほどまだビオテクニックが発達していないのかもしれない。

フランス人のビオ愛によってどんどんビオビールが出てきそう。今後に期待である。

ついでにLICORNビールって?

ブリュワリー公式ページを見ると、その歴史が綴られている。

案の定、このブリュワリーもドイツ国境ストラスブール付近のサヴェルヌという場所が発祥だそうで、ユニコーンをマスコットに選んだのは「純粋、強さ、独立性」の意味があり、16世紀からサヴェルヌの紋章に使われていたとのこと。サヴェルヌは水がクリアなことで有名だったらしい。ビール有名なところはどこも同じだ。

18世紀には家庭ブリュワリーとしてスタートし、複数のファミリーによって共同経営されていた。1845年にSchweickhardts家が経営を独占し、巨大な工場を建設。

ってのがこのブリュワリーの先史だそうだ。

サヴェルヌ市紋章。ユニコーン。

日本ではあまり市や街の紋章(クレスト)に動物を用いることは多くないが、

欧州ならではの文化もビールには浸透している事がよく分かる。

見た目: ★☆☆☆☆   正直ラベルはかなりダサい
香り:  ★★★☆☆  気のせいか、自然の穀物の薫りが結構する
味:   ★★★☆☆  普通・・・ 
感触:  ★☆☆☆☆  炭酸がかなり弱い
総評:  ★★☆☆☆  正直微妙。ビオワインは如実に味に変化があるがビールはそうでもないのかも 

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