【自由が丘】350gの野菜が食べれる性格優良塩タンメン店「らーめん仙花」にまずは行け

グルメ

お店の人が凄く感じいい

駅から徒歩1分、自由が丘ラーメンストリート(仮称)の角地にある老舗「仙花」(センカ)。創業1967年老舗ラーメン店で看板メニューは野菜たっぷりタンメンという、家系二郎系とは全く異なる雰囲気のラーメン屋なのだがこの度改めて訪問。古き良き自由が丘を体感するならここ!と言うほどに居心地良い店だったので是非トライしてみて欲しい。

■店舗情報

店名:仙花
住所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1丁目12−5
営業時間:11時00分~23時00分
公式HP:https://www.instagram.com/ramen_senka/
メニュー例:ランチラーメン770円、塩タン940円ほか
喫煙:無

店内に入ると、大将の程よく元気な掛け声が聞こえて来る。店内は空いていれば自由席。平日夜帯での入店だったが、客入りは半分程度とそこそこ埋まっていた。ホールは1名。この時間帯、となりの「渡来武」は常に3~4名の待ちがあるが仙花はだいたい空いているので有り難い。

店内もそこそこ広く、圧迫感が無いので気を張る必要も全くないのが良い。厨房をぐるっと囲う形のカウンター席オンリーとなっており、厨房の様子が丸見えである。ただ、厨房は非常に整理整頓が行き届いておりバットやらもピカピカなので一見の価値あり。大将がホールに対しても丁寧な対応なので、人柄の良さが伝わってくる。

卓上には麦茶が置いていあるので特に離席する必要もなし。この段階でこの店の「優しさ」の虜になってしまっていた。

卓上調味料は一般的なものが一通り揃っている。カウンターも清潔に保たれている。気付くと、女性客も何名か入っていた。家族連れでも全然入れるくらい、入店し易い店でもあるのだ。

塩タンメンセット1150円

公式インスタグラムによると「350グラム以上の野菜を直前に炒めて素材の旨みを滋養スープで煮込み仕上げます。」との事だったのだが、実際にオーダーが入ってから大将が中華鍋に野菜を投入し非常にリズミカルにガンガン野菜を炒めていた。滋養スープが何なのかは分からなかったが、確かに大きな中華鍋をガンガン回す傍ら、謎の液体を投入している。

今回は定番塩タンメン(単品940円)に餃子とご飯のセットを注文。餃子は焼きに時間が掛かるので、ラーメンより後に来るパターンが多そうだ。

350gの野菜は伊達ではなく、第一印象はとにかく野菜が多いなという点と、スープの濃さ。スープ自体は塩なのだが、おそらく滋養スープと野菜炒めのエキスが融合した旨味汁といった具合のものに進化しており、非常に美味。ラーメン界の優等生とも言うべき優しい味わいが口に広がる。

無論、キャベツを中心とした野菜群はシャキシャキで歯ごたえ良好、味も良しで正に求めていた正解がそこにあった。豚バラ肉も入っているのでジューシー感も問題なく味わえる。

麺に関してはザ・タンメンとも言うべき中太麺。王道にして正道とも言えるような普通の麺で、野菜のとスープを全く邪魔しない。

ちなみに野菜はさっきまで高火力中華鍋でガンガン炒められていた為、非常に熱い。だがハフハフしながら食べるのがこれまた最高で、冬にはうってつけのラーメンと言えるだろう。餃子はラーメン到着後2分くらいして到着。素朴ながら、塩タンメンにちょうど合う味わいだった。

総評

おすすめ度:★★★★★

今までなぜ入らなかったのだろう、と言うほどの優良店。店構えが平凡なのと、隣にある「渡来武」や「トクベツ」のようなハイカロリー系と比べるとどうしても食指が動かない「塩タンメン」という事が主な理由だったが、初めて自由が丘に降り立った人にはまずこの店をオススメしたい。

とにかく優しい大将と綺麗な店内、優しい味わいの塩タンメンに自由が丘と歴史を共にしてきた店という事も踏まえ、間違いなく自由が丘を代表するラーメン店という事が出来るだろう。

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