富山観光のフィナーレは鮮魚と酒を仕入れ、高速にIN
9月とある平日午後、富山で北アルプスに敗退した後、筆者は全身筋肉痛状態で富山を去ろうとしていた。立山方面に向かう場合、富山市や射水市より手前で全ての行動が完結するため黒部や魚津といった若干鄙びなエリアで右往左往することになる。とは言え魚ーきときと寿司が美味すぎたため、なんとしても魚、できれば鮮魚を東京に持ち帰りたかった為ネーミング的に確実であろう「魚の駅生地(いくじ)」に生魚を求めた。
店名:魚の駅生地 とれたて館 住所:〒938-0072 富山県黒部市生地中区265 営業時間:9時00分~18時00分 公式HP:http://www.jf-kurobe.jp/sakananoeki-ikuji/ 喫煙:外に喫煙所あり
場所的には黒部漁港眼の前で、周辺にはYKKの巨大工場が乱立するというインパクトある土地。
そこまで広い店内ではないが、店の半分を鮮魚コーナーが占めており、いくつかの会社が魚やカニを販売している。
紅ズワイガニもシーズンと言うことで新鮮なものが手に入る。黒部はカニも水揚げしている。
「つばいそ:280円」(地元黒部水揚げ)。きときと寿司で一皿200円程度だった「ふくらぎ」だが、実はその前段階はつばいそと呼ばれる。なのでつばいそはぶりの幼魚。富山ではつばいそ → こずくら → ふくらぎ → ハマチ → がんど → ぶりと出世していく。そんなに細かく区別できるのかよ・・・と正直思うが、きときと寿司ではふくらぎとがんどで価格が異なる。と言うことで、ブリファミリーでも「つばいそ」が最安。脂が一番少なくさっぱりしているとの事だ。
結局、「かんぱち」「うすばはぎ」「紅ズワイガニ3杯」を購入。魚は眼の前で3枚におろしてくれるし、あらも付けてくれる。クーラーボックスを持ち込んだのが非常に役に立った。店番のおばちゃんは話しやすく適度に暇そうなのであれこれついつい聞いてしまう。
カニ旨し。
うすばはぎはさっぱりしつつたんぱくで食感良く、刺し身でも非常に美味しい。
メニュー名:価格
また店内は魚以外にも当然「酒」がズラリ。富山の地酒だけでなく、「魚にあうビール」なるものも販売されていた。これがやや金額高めだが非常に美味→レビュー生地リンク
せっかくなので是非購入して試して見て欲しい。
店内には豪快なイートインコーナーもあり、エビやカニなどをその場で食べる事も可能とのことだった。実際、甘エビを豪快に食べている客を目撃。鮮度的にはここで食べるのが最高なのだろう・・・
また、隣の建物には手頃な価格で刺身定食も出す炭火焼レストランがある。営業時間が昼のみなので、昼飯を考えるなら早めに行くのが良いだろう。
総評
おすすめ度:★★★☆☆
筆者が訪れた時はすでに15時過ぎだったため、店内の魚はかなり少なくなっていた。訪れるなら平日朝が最高だろう。とは言え、15時過ぎでも比較的美味そうな魚が残っていたので、いつ訪れてもある程度楽しめるはず。場所も黒部インターから程々の距離で、道の駅黒部にも近いので何かと訪れ易い「魚の駅」であった。高速道路に乗る前に土産用鮮魚がほしければここ一択だろう。
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