【下北沢制覇】肉の表面張力を見たいなら「なおちゃんラーメン」

グルメ

典型的東京醤油ラーメン

下北沢駅そばの路地裏、比較的明るく人わかりやすい場所。

あろうことか俺流塩の真横になおちゃんラーメンはある。俺流塩といえば下北沢でも数少ない、深夜まで営業している締めラーメン屋。

店内は控え目に言ってかなり狭い。下北沢でも最小クラス。席間隔もかなり短く、荷物置き場が一切ないので満席だとかなり厳しい世界になる。

卓上調味料は酢、にんにく、胡椒、ごまなど。

■店舗情報

店名:なおちゃんラーメン
住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目12−7
営業時間:11時30分~22時00分
公式HP:
メニュー例:中華そば850円、チャーシュー1000円ほか
喫煙:無

チャーシュー麺:1000円

カウンターから提供される際にも店員がかなり注意するくらい並々と注がれたスープが特徴。カウンターから卓上には自分で持ち上げる必要があるので、手が震える人はかなり気を付けた方が良いだろう。

肉が丼を飛び越えそうな勢いで盛られている。

スープは思った以上に透き通っており、油も思いの外少なめ。スープに浮いている油分はチャーシューのものが多そうだ。醤油系だが、かなりシンプル。見た目的に濃い系かと思いきや、なぜかスープが薄く感じられる。

麺は中細麺で柔らか系で元気が無い。

麺はもちろんの事、メンマなどもすべて水没している。浮力がありそうなチャーシューやネギが辛うじて浮いている状態。単純にスープの量が多い。なぜ?

ちなみに、ご飯は一杯無料。店に入ってから特にアナウンスは一切無いが、店内にインストラクションが貼ってある。給水器脇に炊飯器と柴漬けセットがあるので、セルフで取りに行く。

総評

おすすめ度:★★☆☆☆

個人的には想像以上にスープ味が平凡で、特徴が感じられなかった。確かにチャーシューは山盛りで美味かったが、並々と注がれたスープは特に味が強烈な訳でもなく、かといって繊細な味わいでもなく、単純に味がフラットに感じられた。その割には誇示するようにスープを注ぐので、疑問符が湧いてしまう。

また店内はかなり狭く、荷掛けフックが申し訳無さそうに卓下に付いているだけなので手ぶらで行った方がいいレベル。水や米場への移動も大変。また夜は遅くまでやっているので結構来店多く、狭い店内が忙しない。行くなら平日昼過ぎくらいが一番良さそう。

値段や諸々を考えると、選択肢の多い下北沢では他に目が移る。せめてスープだけでももう少し個性のある味だったら・・・。

コメント