【下北沢】今一番勢いのあるシモキタ中華「俺流餃子楼飯店 下北飯店」俺流塩の系譜店

グルメ

なんか凄く勢いがある

下北沢には現在12~3ほどの中華料理屋がある。(ラーメン主体店除く)その中でも恐らく最新店のなるのが、この「俺流餃子楼飯店」だ。名前からして下北沢民なら誰しも一度は行ったことがあるであろう、終電後の定番「俺流塩」の母体が運営する中華料理屋となる。中華メインの俺流は神宮前や原宿など渋谷区を中心に複数店ある模様。立地としては家系ラーメンの斜向かい、かつて土間土間があった場所である。

平日12時過ぎに入店。土日はかなり混雑しているようだが、平日なのでそこまで混雑はしていない。と言うよりも、かなり店内が広いため客はそこそこ入っているものの混雑感は無かったという方が正しいだろう。

店内にはカウンター席、4人掛けテーブル席、屋台風対面席、奥に半個室が設けられている。広い。

スタッフも数もかなり多く、目視出来ただけでもホール5名、キッチン3名。ホールの半分くらいは研修中のバイトスタッフと思われ、その指導っぷりにかなりの「勢い」を感じた。半分は女性スタッフだったので、客側も女性ひとり客がそこそこいたのが印象深い。

■店舗情報

店名:俺流餃子楼飯店 下北飯店
住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目5−10 マツヤ不動産第5マツヤビル
営業時間:11時00分~23時45分
公式HP:https://oreryushio.co.jp/?page_id=1646
メニュー例:名物餃子定食950円、玉子チャーハン950円、ランチビール380円ほか
喫煙:テラス席は可

メニューは実に多種多様で、ランチメニューだけでAからZの24通り(なぜかDとNがない)が選択可能。

メニューは2024.3時点のもの。品数が多い上にメニュー表もかなり細かく書かれている為、料理を選ぶのにかなり時間が掛かってしまう。

玉子チャーハンが猛烈に美味しそうだったが、初めての来店だったのでまずは餃子定食を選択した。

生ビール380円、ハイボール280円という昼価格のアルコールも魅力的だ。店内が広く、半個室もあるので昼宴会でも活躍できそう。

この店の特徴としては、卓上の調味料がかなり多い事が挙げられる。

酢、醤油、ラー油、胡椒意外にも鎮江香醋や花椒、柚子胡椒、辛子、ポン酢、タバスコ等かなりの調味料が全てのテーブルに設置されていた。やたらと勢いを感じる。

もちもち新餃子定食+半麺セット塩1250円

看板メニューのもちもち新餃子定食に半麺を付けたセット。もちもち新餃子が何なのかは、良く分からなかったが、堅焼き水餃子、というニュアンスの一口サイズ餃子だった。「水」を「新」に変えた意味合いなのかは不明。

ご飯の量は普通で、半麺セットであれば適量。麺については後述するが、全く濃くないのでご飯との相性は悪い。また麻婆豆腐も極小サイズなのでご飯はそこまで必要としない。

まず半麺の「塩」だが、ずばり俺流の塩にかなり近い。近いのだが、ここまで薄味だったかな?というレベルで味が薄い。ほうれん草が多めに入っていたのが良点で、チャーシューもフルサイズなのが嬉しい。麺はやや柔らかめ。量に関しては丁度いいサイズ。定食に+250円と考えると、コスパは良いだろう。

餃子、麻婆豆腐、お新香。餃子はアツアツと思いきや、やや冷めた状態で来るので猫舌の人には良いだろう。「新餃子」との事だが、皮はそこそこ厚く固め。

麻婆豆腐は極小手乗りサイズ。コップ(小)と比較してもご覧の通りで、仏間に備える麻婆豆腐感すらありもはや神々しい。2口で食べれてしまう。味は美味しいのでもっと食べたいのだが・・。

箸休め程度のお新香も付いてくる。

総評

おすすめ度:★★★★☆

猛烈に旨い、という訳では無いがメニューにレパートリーがあり、かつコスパ良く食べれるので日常利用するには丁度よい中華と言えるだろう。店内はやたらと活気があり、接客も丁寧なので複数人で赴く場合にはベスト選択肢の一つか。

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