【富山】地物だらけの富山回転すし「氷見きときと寿し黒部店」の「ふくらぎ」が超コスパな件

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富山に車で訪れたらまず行きたい回転寿司屋筆頭

富山の魚が旨いのは当然として、実際どこに行けば・・というのは富山に行く度に発生する悩み。しかし、今回リピート確定の地元チェーン系回転寿司屋をついに発見したのでここに記す。「氷見きときと寿し」である。

場所は北陸自動車道の黒部か魚津のICから10分以内の距離。県道150号沿いにあるので見失う事はまずない。外見は一般的な平屋回転寿司屋である。駐車場が隣の店舗と融合していて分かりづらいが、特に問題無く駐車できる。

「大阪王将」の看板が目印だ。

入って早速メニューを見ると、地物のネタが非常に多い事に気付く。

それもそのはず、店名どおり氷見に本店を構える「氷見きときと寿し」は富山、新潟、長野、石川、三重ともはや全国展開をしており、そのうち関東にも来るかもしれない勢いのある回転寿司屋。特徴としてはネタやシャリは地元から調達されており、黒部店は至近にある漁港・魚津からのネタが非常に多い。またネタは当然地元富山のコシヒカリということで、鮮度が非常に高い。しかも黒部店では、魚津で水揚げされる魚の種類が多いからから、アジからのどぐろまで「地物」の選択肢が非常に多い。

そんな中、気になったのが「ふくらぎ」。東京では聞いたことの無い魚でしかも安かった為、即注文。やってきたのはハマチやブリのようなサッパリとした赤身のネタ。それもそのはず、「ふくらぎ」はブリの幼魚で富山ではポピュラーな魚のひとつ。関西圏で言う「ハマチ」に相当する。しかも富山ではハマチは「がんどぶり」という。出世魚あるあるの君誰?状態である。

特徴は何と言っても価格のやすさ。ブリの幼魚ながらアジから100円も安いということで、関東圏の人間からしたらバーゲンプライスだ。それでいて、幼魚だからかブリより脂が少なくスッキリした味わい。しかも地物なので身がとにかく締まっていて食べ応えも最高。これはもはや超コスパ寿司ネタだ。これは関東でもまた食べたい一皿レベルだ。

その他にも、カニ系が特にメニューに多く地元富山産のカニネタをとにかく食べまくる。「氷見きときと寿し」、スシローなどの全国チェーンに比べるとややお高めの値段だが、味は間違いなく非常にコスパの高い回転寿司屋と感じる。

うにも山盛りでミョウバン味一切なく、非常に満足感が高い。

カニ汁は巨大な椀にカニ腕が入った状態でくる。かなり大きいので食べ過ぎには注意だ。

■店舗情報

店名:氷見 きときと寿し 黒部店
住所:〒938-0806 富山県黒部市前沢1549
営業時間:11時00分~21時00分
公式HP:https://kitokito.jp/shop/shop=18
メニュー例:がんどぶり242円、
喫煙:外に喫煙所あり

総評

おすすめ度:★★★★★

北信越地方は行く機会自体が少なく、必然的に寿司を食べる機会もかなり限られるのだがこの店は次回も是非行きたいと感じた。富山というとラーメンであったりカレーが有名だったりするが、どう考えても魚介、出来れば寿司だと改めて感じさせた寿司屋であった。北海道のトリトンなど、ローカル発やや高めめちゃウマ回転寿司屋が東京でも出現し始めているので、きときと寿司も是非その流れで東京に来て欲しい。とにかく筆者オススメ東京未上陸回転寿司屋である。

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