今回ご紹介するのはベルギーのアビー(修道院)ビール、GRIMBERGEN(グリムベルゲン)のブロンドだ。
フランスでも容易に手に入れることが出来るビールだが、GRIMBERGENはベルギーの街の名前で、そこにあった修道院で昔(1128年)から作られていたビールだそな。
そしてなんと!!!!ついに出た!!!!!!!
強そうな動物がラベルにガッツリと描かれている。これは期待出来る。
調べてみるとこの動物はなんと『フェニックス(不死鳥)』!!
ついに神獣系でも最強クラスの動物が登場した。やたらと動物が登場するヨーロッパビール界だが、強さで言ったらこのビールが最強だろう。
公式動画では「なぜフェニックスなのか」ということがやたらと気合の入ったゲーム・シビライゼーション風動画で表現されている。 とにかく強そう。
しかしながら500mlで1.75ユーロと、そこそこお安い値段。アルコールは6.7%
公式サイトはコチラGrimbergen
味は正直・・・
そんな感じで全てに期待出来るグリムベルゲン・ブロンドだったのだが、実際に飲んでみると感想は全く異なるものとなった。
まず味。とにかく甘い。
純粋に甘さで勝負する系ビールでないのは明らかなので、己の舌が機能不全なのかと疑ったが、正確には「甘いように感じるケミカル系のなにか」が舌に何とも言えないヌッタリ感を与えていたのだ。
ただし、「甘ったるい」というわけではなく、甘さ+αのナニカが得も言えぬ苦さを作り出しているような気がする。うーむ。
喉越しは比較的スッキリ。炭酸も強い。なので異常に暑い日や、疲れきった体にはいい刺激を与えてくれるかもしれない。
このグリムバーゲンは、他にも赤、白、アンバー、リザーブなどかなり種類があるので、とりあえず全て制覇したいところ。流石に種類によって全く味が異なると思うのだが・・・・
パリのバス停にて。意外と街中で宣伝されており、その認知度はかなり高いと思われる。
ちなみに、今回飲んだのはこの広告と同じブロンド味。
パリでは1664始めなんとなく甘めのビールが流行っているように感じた次第だ。
何故このビールはこんなにも甘いのか?度:★★★★☆
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