チャイナドレスを来たマネキンが全ての中華料理屋
赤羽駅西口眼の前にあるショッピングセンター「ビビオ」。地下と1階には飲食店が多数入っており、赤羽での手っ取り早いランチには便利な場所だ。今回は中華の気分で飲み屋街となっている東口方面に行こうかとも考えたが、西口にいて雨が降っていたので手っ取り早いビビオの中華を選択した。
調べると赤羽西口には3軒の中華料理が存在。一番古そうな「吉野中華料理支店」は完全な町中華っぽい雰囲気で、もう２軒はなんとビビオ内にある華人系中華。今回はビビオの1軒、「麒麟菜館」を選択。
店内はやたらと広く、100人は入れそうな規模感だ。テーブル席が中心で大宴会などには向いている雰囲気。厨房からホールおばちゃんがイソイソと各テーブルに速歩きで行ったり来たりしている。店内が広いので、4人掛けテーブルに案内された。地味に得した気分だ。
また、店の奥の方にはチャイナドレスを着用したマネキンが席に座っている。これは紛れもない現実。
多分に漏れず、この中華料理屋もメニューが大量にあるがタブレットオーダー式なので、意外と分かりやすい。最近タブレット採用中華も本当に増えている。
■店舗情報
店名：中華料理 麒麟菜館 住所：〒115-0055 東京都北区赤羽西１丁目６−１ 赤羽ビビオB1 BF 営業時間：11時00分～22時00分 公式HP：https://kirinsaikan.gorp.jp/ メニュー例：ランチAセット950円、ランチBセット1050円、餃子セット790円他 喫煙：不可
Aセット：担々麺+ミニチャーハン
麺系の種類が豊富で麺に自信あり、と見たので担々麺とミニチャーハンのセットを注文。平日12時過ぎでの入店だったが、店内がかなり広いので混雑している雰囲気ではなく、客も次々と入ってくる中料理は高速で到着。トレーに乗った状態で麺・チャーハン・デザートの3品が届く。
担々麺はかなりコクのあるやや甘口という体で、華人系中華の割にはそこまで辛くない。肉の量が多く、スープとよく合っている。青梗菜は入っていなかった。
ミニチャーハンは半チャーハン以下で本当にミニ。レンゲ4杯分程度しかないので、チャーハンを食べたいならチャーハンセットに半ラーメンを付けた方が良いだろう。チャーハン自体はかなりシンプルで具材も少なめのパラ湿バランスタイプ。可もなく不可もなく。
デザートの杏仁豆腐も極小サイズ。この手の中華にしては量が心許ない。味は普通。
担々麺、味はまずまず普通に美味しいというレベルだったが、麺が一部癒着して固まっていたりと残念クオリティなのが垣間見えてしまっていた。
総評
おすすめ度：★★☆☆☆
店が駅からかなり近く、ビビオ内という事で諸々の利便性は高い。また店内がかなり広く、開放感ある空間であることも高評価。
ただし料理のクオリティがイマイチで、量自体もこのようなスタイルの中華料理屋に求めるレベルに達していなかったのが残念だ。
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