比較的新しめの程よい居酒屋
最近始めた深夜下北沢パトロール中に、一番街で見つけた居酒屋が「下北沢 みるく」である。
一番街にしては珍しく26時まで営業しており、深夜静まり返った通りで盛り上がる酒場の様子を紹介する。
駅からやや離れている点以外は、深夜営業・煙草可・そこそこ広い・トイレ綺麗・庶民的価格・そして魚介がかなり旨いと下北沢居酒屋としてはかなりのポテンシャルがある店といえるだろう。
海鮮を中心としたオーソドックス和風居酒屋
はじめの一杯生ビールを注文すると、ハートランドの生が出てきた。キンキンに冷えた小ぶりなガラスジョッキが可愛らしい。注文してからかなりの速さで提供されるのがまた嬉しい。550円。
平日8時過ぎでの入店だったが、テーブルはほぼ埋まっており6割ほどの客の入り。お店側はキッチン2名ホール1名という体制だった。(9時すぎにホールは2名体制になる)
またこのお店は紙含め喫煙可。それ目的で来る人も多いだろう。テーブルには最初から灰皿が設置してあるので、着席と同時に一服出来る親切設計である。
メニューは全般的にオーセンティック和風メニューが多く、おでんなど冬にはありがたいメニューも多数ある。
魚介系がかなりイケてる
メニュー内には特に魚介系が多く、どれを注文してもかなりの味が期待できる。例えば↑白子ポン酢は身が非常にプリプリしており鮮度の良さを感じることが出来る逸品。
そして必ず注文すべきは、おすすめ5種盛りの刺し身。(980円)
まず何故かシャリがセットされている時点でかなり期待できるのだが(刺し身注文してシャリも出てくる店は下北沢では初めて確認)、どの魚も非常に鮮度が良く締まった食感を楽しめる。今回は特にカンパチがとても脂が乗っており、かなり高級な味わいで美味。
さらに、ワサビはしっかりと擦り下ろされたものが提供される。これで1,000円を切るので相当コスパが良いと言える。
シャリはどう食べればいいか分からなかったので、とりあえずワサビを塗ってマグロを乗せて寿司化して食す。
そして更に、生牡蠣(600円)もバッチリいただけるのが最高に嬉しい。味も申し分ない。
その他、揚げ物系も一通り揃っているので刺し身の後も飽きることなくツマミを楽しめる。
フライドポテトなどのジャンクフード系もあるのが、ツボを抑えていて好感を持てる。
ドリンクも種類が多く、魚介系メインの居酒屋ということから日本酒の種類がかなり多い。
その他、焼酎系やカクテル系もあり、変化球系として↑塩ミルク酒などの普段あまり目にしないような酒も多数取り揃えていた。
総評
居酒屋おすすめ度:★★★★★
下北沢居酒屋としては個人的に現状最高ランクに位置する。
料理の味が非常に良い上に、価格が抑えられているという点を踏まえつつ、営業時間や店のホスピタリティ、客層などを考慮しても下北沢ベスト居酒屋と言って過言ではないだろう。
ただ、大衆酒場なので椅子やテーブルは庶民感あるのでできるだけ身軽な状態で行った方が良いだろう。店は小さくは無いが、通路などは狭い。
今後も通いたい居酒屋である。非常におすすめ。
住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢3丁目31−3 ホロ・イ・ムア 下北沢101 営業時間:17:00〜26:00 公式サイト:https://www.instagram.com/milk_shimokita/ 生ビール中価格:583円
コメント