北の大地札幌は意外にもeスポーツが盛んである。
2019年4月14日に開催された「HOKKAIDO ESPORTS FESTIVAL」を見学してきた。
場所は札幌ファクトリーの入り口付近のイベントスペース(アトリウム)。
まだ肌寒い中でのイベントとなったが、程よい熱を帯びており今後の展開が期待できる内容だった。
サッポロビールの歴史をそのまま受け継ぐ札幌ファクトリー。その巨大な吹き抜けアトリウム空間はeスポーツに限らず、イベントを実施するにはもってこいの環境である。
アトリウム部分には200インチほどのLEDもあり(解像度はギリギリだったが)、また周辺店舗も普通に営業していた事もあり、一種のお祭りステージ状態。
天井ガラスからは太陽光も差し込み、暗いアングラな雰囲気の通常のeスポーツ大会からすると真逆の環境だったが、これはこれで良い雰囲気を醸し出していた。
タイトルはシャドバにはじまりパワプロやぷよぷよなど複数をステージ上で実施。
下手側に実況卓、上手側にシャドバ用の箱が置かれている。タイトルが変わればステージ上も転換する格好だ。
客席は50程度だったが、ステージとの距離が近くなかなか良かった。
イベント開始前の様子。ステージは1x2のポータブルで、写真で確認する限り18枚、つまり36平米分の広さはありそうだ。背景には割と大きめの書き割りを設置。ステージ上にはモニタなどは配置していないお手軽設定。
イベント開催中の様子。かなり人は集まっており、客席は全く足りない状況に。
2019年頃はまだまだeスポーツの認知が浅く、通りすがる人々が興味深そうにイベントを眺めていた事が思い出深い。また協賛ブースも割と適当で、皆でワイワイできていた古き良き時代とも言える。
地元のeスポーツ協会の動きが活発だったり、そもそも独立性がある北海道だけに今後のeスポーツ展開からも目が離せない。
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